8年半の体験談を告白しちゃいます。もとカーディーラーセールスマンの体験談ブログ タイヤにまつわるお話

8年半の体験談を告白しちゃいます。もとカーディーラーセールスマンの体験談ブログ(52) タイヤにまつわるお話(1)

先日タイヤ交換をしてまいりました。昔ならタイヤはタイヤ専門店で買う方が安く、ディーラーで買うものではないというのがある種常識でもありました。今はディーラーでも年に数回のイベントなどを活用すると、全体で万単位の値引きをしてくれるケースがあるため、点検がてらそれを利用しています。

ディーラー勤務時代は社員割引がありましたから、安く交換はできましたが、やはり懐に負担になるのは事実でした。

正直いえば我々も薄給でしたし、自家用車を営業車として使わされている以上、なんとか維持費を安くしたいわけです。そこで我々は一計を案じました。

30年前はまだ事故車のパーツどりは一般的ではありませんでした。ですから事故車を下取りした場合は、本社から引き取りにくるまでは各営業所で保管しているケースがたくさんありました。事故車といえど使えるパーツ、特にタイヤなどは新品同様のものも多数ありましたから、営業マンやメカニックマンは、自分用にタイヤだけ取り外してツルツルになったマイカーのタイヤと取り替えることは日常茶飯事に行っていました。これだと交換代だけですみますからね。

そもそもディーラーの営業マンは自家用車を営業車として使わされていたので、いきおい長距離を走らざるを得ません。そうなると消耗品はなるべく抑えないと生活していけません。それゆえバッテリーやタイヤといった使える部品どりは営業マンにとっては死活問題でもありました。これだけはお客に流出させることはしなかったですね。たまに先輩営業マンあたりはこっそりやっていたみたいですが、確証はありません。

まあ、いま考えると死体に群がるハゲタカみたいだなあ、とも思いますが、30年前の自動車というのは衝撃吸収ボディではなかったため、ボディ全体がひしゃげることはそう多くはありませんでした。ですから無事に使える部品もたくさんあったわけです。「戦利品」は主にタイヤでしたが、たまにバッテリーなんかも使えたりしてましたね。仮にバッテリーそのものを交換しなくても、バッテリー液を抜いて補充することもしていました。まあでもバッテリー液そのものは安かったので、そこまですることはまれでしたけどね。

こうしてタイヤの取り外しをしていたおかげで、万が一タイヤがパンクしても自分で交換することもできるようになりました。しかし、やはりタイヤ交換は骨の折れる仕事ですし、体力も消耗します。今は体の負担も考えると、あまり無理せずプロに任せるようにしていますね。

ちなみに今は部品どりも一般化したため、昔のように営業所の奥に事故車や廃車が転がっていることもなくなりました。廃車の不法投棄とかも問題になってますし、やはり21世紀の現代には馴染まないのでしょう。そう考えるとたった30年ほどの間のことですが、隔世の感がありますね。

今回の話は「そんな時代もあったんだな」程度に受け止めていただけたら幸いです。

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