
8年半の体験談を告白しちゃいます。もとカーディーラーセールスマンの体験談ブログ あなたの車の値段はどうやって決まる?
8年半の体験談を告白しちゃいます。もとカーディーラーセールスマンの体験談ブログ(9)あなたのクルマの値段を決める重要ポイントPART9
2016/08/31
,h3>*バッテリーへの負担
こんにちは。カーブロガーのcocoro.haradaです。クルマの価値を決める重要ポイントにバッテリーがあります。バッテリーの消耗に1番関わるのがエアコンだそうで、実にバッテリーが発電する電力の4割近くがエアコンに使われているそうです。
特に夏場はエアコン使用頻度があがりますから、その分バッテリーにも負担がかかります。したがって暑い時期はバッテリー上がりにも気をつけねばなりません。バッテリーがあがればエンジンもかかりません。クルマがいざという時に動かないと場合によっては死活問題になる事もありえます。
ところであなたにはこんな経験はありませんか?真夏日が続く毎日。屋外においてあるクルマの中は気温以上に暑くなっていて、ドアをあけたら、室外より熱くなっている空気がムワッとあなたに襲いかかります。そのままシートに座ったら、出かける前に汗だくになりそうです。そこであなたは一計を案じました。
「少し出るまでに時間があるし、アイドリングもかねて、エンジン回したままにしておこう。エアコンもつけておけば涼しくなるし一石二鳥じゃないか」
なんとなく言ってることは正論っぽいですよね。しかし、これには二つ落とし穴があります。
それは…
(1)必要のないアイドリングをしている
(2)エアコンをつけっぱなしにしている
ちなみに、アイドリング (idling) とは、無負荷状態で最低限度の回転数で稼動し続けている状態で、昔は冬場などエンジンが暖まりにくい環境下で運転前によく行われていました。
必要以上のアイドリングは、エネルギーの無駄遣いであり、また騒音被害も引き起こすため、最小限に留めるべきとされています。私が知る限り10年くらい前から、自家用車のエンジンはアイドリングしなくても回るように作られてきています。また、公営バスの中には、「アイドリングストップ」をスローガンとして赤信号で停車している際にはエンジンキーをオフにするように心がけるところもあります。
とまあ、このように今ではアイドリングは特別必要とされてないわけです。
,h3>*意外と怖い消し忘れ
その上(2)のようにエアコンをつけっぱなしにしていると、いくらエンジン音が静かでも騒音やエネルギーの無駄遣いになり、実は良い事ではないわけです。しかしながら、出かける前ならいざ知らず、夏場はあちこちでエアコンかけたまま駐停車しているクルマを見かけます。
確かに暑いのは誰だっていやです。私もいやです。しかし、バッテリー上がりの原因はこうしたアイドリングによる影響も少なからずあるわけです。
バッテリーあがりの原因としては、エアコンの無駄遣いもさることながら、意外とスモールライトなどの消し忘れというのもありえます。最近の車はその辺もよくしたもので、点灯したまま車を降りようとすれば、警告音がなるようにできています。
実はこの警告音がなる前の車の時は、結構な頻度で私もランプを消し忘れしてはバッテリーあげてました。そりゃ一回や二回ではないですからね。ただ忘れただけならいいのですが、一回やらかすと確実にバッテリーが弱りますから、それとセットでバッテリー交換という高い買い物をする羽目にもなるわけです。実際消し忘れからの、バッテリー交換はしょっちゅうやらかしてましたからね。
ただし警告音がなるようになってからと言って油断してはいけません。最近はハザードランプの消し忘れも増えてます。夏の暑い日にクーラーを使いすぎた状況下では、バッテリーあがりはおこりやすいと考えていいでしょう。ハザードランプは、もともと故障時の緊急駐停車の際に点滅させ、後続車などに危険を知らせるというものです。 故障でこれから停止するときや、牽引されているときにも点滅させるものです。
,h3>*バッテリーにも優しいカーライフを
しかし、現在は駐車時や割り込みに対しての返礼、トンネル渋滞の時の後方注意など本来の目的外の使われ方をたくさんしています。そういう意味では、ハザードランプを使う機会は近年増えてきており、特に夏場は駐車時の消し忘れなどでもバッテリーには負担がかかります。
私の愛車は困ったことにハザードの消し忘れには警告音がでないために、よくやらかすのですが、それは警告音のせいにするのではなく、自分のためにもクルマのためにも消し忘れには注意したいところです。
本日のまとめです。
(1)アイドリングはバッテリーの寿命を縮める。
(2)ランプの消し忘れには注意する
バッテリーはクルマを動かすのに必要不可欠です。しかし普段からエンジンルームをあけてまで状態をチェックする方はまずいらっしゃらないと私は思います。
であるならば、普段からできることでバッテリーの負担を減らしていきましょう。バッテリーにも優しいカーライフっていうのは大切だと思いますよ。
以上、カーブロガーのcocoro.haradaでした。