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[アニメ感想] 2019年夏アニメ完走分感想文 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII

その街には多くの神々が住まい、その街の中心には地中奥深く――深淵へと至る『ダンジョン』が存在する。その街の名は迷宮都市オラリオ。女神ヘスティアと冒険者ベル・クラネルは、相も変わらず主神とたったひとりの眷族という最小構成。だが、世界最速のランクアップという偉業を成し遂げたベルには、これまでにないほどの視線が注がれ始めていた―― 迷宮・出逢い、そして冒険――これは再び綴られ始めた、──少年が歩み、女神が記す 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──その街には多くの神々が住まい、その街の中心には地中奥深く――深淵へと至る『ダンジョン』が存在する。その街の名は迷宮都市オラリオ。女神ヘスティアと冒険者ベル・クラネルは、相も変わらず主神とたったひとりの眷族という最小構成。だが、世界最速のランクアップという偉業を成し遂げたベルには、これまでにないほどの視線が注がれ始めていた―― 迷宮・出逢い、そして冒険――これは再び綴られ始めた、──少年が歩み、女神が記す 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──(あらすじはGYAOより)

神々の争いをメインに

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、原作未読のまま第一期、外伝映画ときて、第二期にきたわけだが、第一期はともかく、だんだんダンジョンが関係なくなっている点がまず気になる点。

まあ、神々の争いをメインに据えた上に三期製作ありきで作られた「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」に、ダンジョン要素が薄目になっているのはある意味仕方ないともいえる。

しかし、タイトルだけでいうなら、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」はダンジョンに出会いを誰も求めてないし、間違いかどうかでいうなら、判定のしようがない。

神々同士の争いに人間が巻き込まれていくのが二期のメインストーリーになってしまっている以上、タイトルと内容が著しく乖離しているのは仕方ないかな、と思う。

一期さえ見ていたら

まあ、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」も連綿と続く原作では長い物語の一部なんだろうけど、そのパートだけ切りとってしまうとおかしな印象になりかねない。

劇場版リゼロがいい例で、原作では悲惨な話が続いたところでの箸休めポイントにあたるエピソード「だけ」を映画化したため、違和感が残る羽目になってしまった。いくら番外編でもある程度アニメをメインに期待して見に行くとこうなる場合もあるということ。

それは別にしても二期自体は一期さえ見ていたら、何の問題もなく楽しめる作品にはなってはいるので、もしあなたがダンまちビギナーならば、まず一期を見ることをお勧めしたい。

二期最終回直後に発表された三期も楽しみだけど、個人的には三期には一期の雰囲気に戻して欲しいな、 という希望がある。OVAをはさんで登場する第三期がどうなっていくのか?個人的には期待して待ちたいと思う。

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