回転!揺りイス固め.NEO

アニメ好きが高じて色んな感想を書いている老害オタクのブログ

*

[アニメ感想] 2018年夏アニメ完走分感想文 七星のスバル

かつて世界的人気を博したMMORPG“ユニオン”で、最強の小学生パーティがあった。
名は「スバル」。ある日、スバルの一員の旭姫は、ゲーム内で幼馴染の陽翔にある約束とともに指輪を交換する。だが、その後のダンジョン攻略中に、旭姫は陽翔を守ろうとしてゲームオーバーとなり、現実でも死亡してしまう。
ゲームは運営停止、スバルも散り散りとなるが、6年後、新生“リユニオン”にログインした陽翔は、死んだはずの旭姫と再会する…。(あらすじは公式HPより)

綺麗に悪い方向に裏切られ

どこぞのサイトに「あの花」(あの日みた花の名前を僕はまだ知らない)+「ソードアートオンライン」という評価が書かれており「上手いこと言うなあ」と感心していたのだが、正直、私にはそれ以上の感想はない。

死んだはずの同級生がゲームの中では生きている、という設定自体は悪くないし、ゲーム世界の出来事がリアル世界に影響をもたらす、という設定も使い方次第では「化ける」可能性があった。

ただ、ストーリーの進め方や伏線の張り方はどう考えても最低2クール26話くらいないと回収できないだろう、と見ている時は考えていた。

タイミングが悪いのか、ガンダムビルドダイバーズにもゲーム内生命体がバグの原因になっているという美少女キャラクターが登場していた。しかもこちらは伏線回収に時間かけすぎて話が間延びするという失態を犯していたため、実は最終回直前で視聴を中断してしまった。

で、七星のスバルに期待を寄せていたのだが、これがまた見事なくらい綺麗に悪い方向に裏切られるという結果になってしまった。まさか12話で完結してしまうとは思わなかったのだ。

しかも、七星のスバルでは要であるはずの「死んだはずの朝陽がなぜゲーム内では生きているのか?」という肝心な部分をスルーして、チームすばる再結集→敵を倒してハッピーエンドという超・投げっぱなしで終わらせてしまったのだ。

未回収でぶん投げる

当たり前である。思わせぶりな伏線の張り方をしておいて、最後に未回収でぶん投げるという事態は、一番想定したくない結末なんだから、なんらかの期待を抱いてみている以上、最悪の事態は考えたくはないのだ。

たしかに終盤の展開をみていると、嫌な予感しかしなかったので、途中で見ないと言う選択肢も選べたはずなのだが、最後まで見てしまったのが、運の尽きだった。

これだけラノベやファンタジー作品があふれていたら、アイディアがかぶることも珍しくはない。しかし、そこは工夫と見せ方次第でどうにでもなる。

七星のスバルには、工夫しようとした跡は感じられたが、見せ方事態は杜撰だったとしかいいようがない。最終話を投げっぱなしにした時点で、二期とかの期待感も雲散霧消してしまった。

私が「二期ありき」で予想していたのは、オープニングテーマ曲の発売が、最終話間近の9月末だったことにもよるが、結局は本編とは何も関係なかった。オープニングもまた思わせぶりな見せ方をしていただけに、期待を抱いてしまったのだ。結局、付き合ってしまった自分が悪いと思うことにしよう。

にほんブログ村 アニメブログへ

au公式/ビデオパス

-2018年アニメ感想, 2018年夏アニメ感想, アニメ好きが高じて色んな感想を書いている老害オタクブログ, アニメ感想