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アニソンクライマックス2012レポート (2012.2.5 日)

アニソンクライマックス2012レポート
(2012.2.5 日・於:門司ブリッツホール )

 アニソンクライマックスというのは
小倉にあるアニウタバー、アニウタ
SPIRITSが主催するアニウタ
の祭典。アニウタを愛し、アニウタを
歌うパフォーマーたちが集い、覇権を
競います。

 第一回覇者にはトロフィーとともに
初代王者としてベルトが授与され、
次回大会で返上して再び覇権を争い
ベルトを争うシステムになってます。

 審査基準はのど自慢方式で鐘のかわりに
ゴングが鳴るという、ある意味プロレス
チックなイベントでしたが、ブシロード
が新日買った後のせいか?マスターの
人柄を知ってるせいか、会場からは特に
不満の声はなかったです。

 まあ、不満があったら出てこないで
しょうしね^^

 私は所要で12時前からの参加となり
ましたが、大会は朝からずっとやっていて
会場の門司駅前のブリッツホールに
はいったら、もう一次予選の終盤に
きていました。

 審査委員長で大会主催の 
がむしゃらマスターに挨拶して、
端に陣取って観戦させてもらいました。

 先に総評しちゃいますが(後で各論
述べて最後にちょっと余計なことを
いいます。読みたくない方は飛ばして
ください)ね。

 全体的にとてもレベルの高い大会
でした。出場者全員がオタクの
一芸とかいった範疇を飛び越えた
クオリティーはもはやパフォーマー
といっていいし、ともすれば名作の曲や
自己満足を選択して歌いがちなところを
「人に聴かせる」目的でちゃんと選曲
してたことがまず素晴らしいなと思い
ました。具体的にいうと「けいおん!
や「ハルヒ」より、ボカロ曲やゲーム、
そしてマクロスF系が多かったこと
ですね。高音域が伸びやすい若いノドは
こういうのでも全然OK!いいな~

 そして歌唱力もさることながら舞台
パフォーマンス力が高い!
これは本当いい刺激になりました。
自分ができない表現力をもつ彼らの
才能には軽く嫉妬すら覚えましたね。
あれだけ若いうちから人からどう見られ
てるのかを熟知して、しかも全員礼儀
正しくて、謙虚なんですね。

 しかも年齢層は下が10歳から上は
40代までと幅広く^^これだけ愛されて
るアニウタというのはもう一つのジャンル
として確立されてるんだなあ、と
思わずにはいられませんでした。

 各論に入りましょう。
個人的なツボは、勇者シリーズを熱く
歌ったお兄さん^^そして輪舞-revolution
を歌い上げたお姉さん、あとはオタ芸
ぎみに千葉繁Tシャツを着たキャプテン
マーベラスあたりかな?

 あとさっきいった10歳の子はとても
小学生にはみえないすらっとした子で
しかも歌ったのがシェリル・ノーム
の「ダイアモンド-クレバス」!
これは難易度高い。もっと経験値あげたら
末恐ろしい存在になりそうな予感が
しました。

 あとこれだけはどうしても書いて
おきたいのは予選でタイバニの
「オリオンをなぞる」をうたった方
が歌詞の最後「ここで終わるはずも
ないのに」まで歌ったとこでゴング一つ
鳴って「終わらされた」事でした。

 要するに落選とオチの二重の意味で
だしになっちゃったんですな。
この曲ってこういう意味でコン
テスト向きじゃないのかも^^
名作が必ずしもステージングに反映
されない典型例でした^^

 さて、栄えある優勝は歌唱部門を制した
私の本名と同姓の女性が獲得。
お名前聞いたときちょっと親近感が
沸いて、ひそかに応援してたんで嬉し
かったですね^^

 もちろん歌も表現力も図抜けて
ましたね。そして一番意外だったのは
細見の女性なのに、ベルト巻いた姿が
とてもよくお似合いだったこと。

 その姿には女王の風格すら感じました。
すごいなあ。
マスターの夢である「アニソンを北九州
から発信」「アニクラからアニソン歌手
を出す」というのは夢物語ではないです!

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 で、締めでひとこと。

 確かに優れた才能が一杯いて、それは
素晴らしかったんですが、一つ難を
いえば、高音域の歌手って今のアニメ界
では結構ごろごろいるんですよ。

 いわゆる萌え系で勝負する人がほとんど
いなかったのは意外でしたが、低音域で魂
を揺さぶる歌い手がでてきたらもっと
面白くなるのになあと思いました。

 結局何がいいたいかっていうと
人と競争しないで個性をアピールする
方法を考えたらそっちが早道じゃないかな
と思ったんです。

 具体的には男性なら串田アキラさん
や女性ならソウルシンガー出身のMIO
(MIQ)さんあたりのラインで攻める
パフォーマーがいてほしかったな。

 もしここを極めることができたら
次回ベルトを巻けるのはあなたかも
しれませんよ^^もっともよっぽど
修練を積まないといけませんがね^^

 でも一杯楽しませてもらったし
一杯エネルギーと刺激をいただき
ました。本当若い方の情熱には頭
がさがるばかりです!

 ありがとうございました!
 

 

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