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№66 11.2.5博多一日記その一、萩尾望都展 ~福岡国際センター試合前編

11.2.5博多一日記その一、萩尾望都展 


~福岡国際センター試合前編

 この日は午後一で出発して
アジア美術館で萩尾望都デビュー
40周年記念展を見て、その足で
福岡国際センターでIGFプロレス
を見て、最後は中国帰りのK団長
と会食という日程になっていた。

 まあ行きはこんなこともあるかな?
程度の渋滞に巻き込まれたが、
難なく小倉入り。ほどなく新幹線もきて
スムーズに博多入り。

 正直汗ばむほどの天候(でも
11~12℃程度)でなんか
博多ついた瞬間から汗が拭きでる
位だったんだが、ついうっかり
いつものくせで「やれんの家まさとよ」
さんのある国体道路行きのバスに
乗ってしまい、春吉で降りて引き返す
羽目に。

 まあそれでも時間はあったので
徒歩でケータイの地図頼りに川沿い
を歩いていたら目的地のアジア
美術館に到着。ここは機会があれば
いつかきたいとは思っていたが、
別にプロレスともヲタ系の趣味とも
関係なかったんでスルーしてきたが
今回こういう形で接点が持てたのは
うれしかった^^

 でここの7階に美術館はあった。
エレベーターで上がっていくと
大きな看板が!!!

 入口にもでかいのがあったが
これだけ引き伸ばされても全くアラ
がない!!いや私が6歳の時には
すでに漫画家として活躍されて
いたのだから、当然といえば当然。

 まあしかしややたじろぎながら
館内に入ってみた。

 チャンピオン連載の
百億の昼と千億の夜
にはじまり「11人いる」
トーマの心臓」「スターレッド」
ポーの一族」・・・
これらをリアルタイムで体感できた
私は本当に幸せ者だ!
と思った。やっぱ長く続けて
いるといいことありますね^^

 今回特徴的だったことが
二点。一つは習作(コンテと
本原稿の中間くらいの作)や
生原稿が惜しげもなく、しかも
60年代のものまでキチンと
残っていたこと。

 大作家なんだから当然・・・
とはいいながらも貴重なお作品
のあまりの迫力にただただ圧倒!!

 そしてもう一つは技術的な事なん
だけど、モノクロ原稿にほんのり
色がついていたりしていたこと。
決して原稿が焼けたわけ
ではなく一部にほんのり色を
加えることでモノクロ
印刷されたときに「効果」として
出てくる計算がほどこされていた
わけで、これは大発見だった!!

 昔のアナログ印刷に対応した
時代ならではの工夫!!!
そこまで考えられて作られていた
とは!!!!正直金槌で頭殴られた
ような衝撃だった!!!

 あと濃い鉛筆でわざとペン入れ
せずに描いた作品もあって本当
「神様の領域にいる人」の絵は
安易に「ネ申」とかいえないよ!!
本物の有無を言わせぬオーラにあてら
れっぱなしだった。

 約一時間いたがまったく集中力
がとぎれなかったし、もうお金が
足りないことは承知でパンフも
買ってしまった。

 いやここは買わないとまずいでしょ!

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どん底を楽しめ!逆境に酔え!プロレス!=元気!=生命力イラストレーター.モンスタ-AMのブログ

 しかし、感動につつまれて
名残惜しいが会場を後にしよう
としたらなんとスケジュールに
2.26萩尾望都サイン会とある
ではないか!!しかも無料!!!

 うそ~~~~~!!!!!
ってかもう試験前だしさすがに
月2で来福無理だし!!!
 
 しかし生オモーさまみたかったよ
~~~~~!!!!悔しい!!!!

 で、さすがにそれではまずいし
この後の約束もあるんで福岡銀行
土曜日、しかもよその銀行なんで
手数料倍取られるのを承知の上で
お金おろして、徒歩で次の目的地
国際センターへ。

 実際国際センターから天神まで
歩いたこともあって徒歩でいける
距離なのはわかっていたし、
まあのんびりしながら散策してたら
あっという間に国際センターに到着。

 入口見たらがむしゃらのマスター
もいらしていてお金渡してチケット
と交換。

 このときメディコさんのも押さえて
おけばよかったのだが、さっきの萩尾望都
展で使った分、やや中身が微妙になって
いたんで^^一人分ということで。

 ここでメディコさんに連絡。
今から天神後にして向かわれる
という。

 よく見るとなんかまだ会場前なのに
列ができている。どうもサイン会らしい。
ただメディコさんの話だと11時から
配りはじめてるというので諦めていたら
初代タイガーマスクは完配したものの
まだ藤波辰爾さんの分は残っている
という!

 超ラッキー!!!!
実は私より年上の選手のサインって
ほとんど持ってなくて、特に
NEWリーダーズとよばれた鶴田、天龍、
藤波、長州のサインは絶対欲しかった
のだ!!

 そしてはじめて生観戦した
時、広島のIWGPリーグ戦、猪木
対長州戦の時通路側に座っていた
私の隣に試合終えられた藤波さんが
座って観戦されていたのだ!!

 これは死ぬほどびっくりしたね!!
だっていきなり憧れの選手が
隣にあらわれてごらんなさい!
誰だって驚きますよ!!

 そんな藤波さんも胆石手術
されてもう寄る年波には
勝てない「レジェンド」と
呼ばれる立ち位置にきてしまった。

 正直もう後何回・・・・
いや下手をするとお話しできる
機会は地方だと最初で最後!!

 意を決して、サイン用にと
もってきていた藤波さんの
著書「ライバルを作れ!そして
勝て!」を差出し、思い切って
さっきの事を藤波さんに告げたら
・・・・

 さすがに私を覚えてはいなかった
が^^観戦されていた事は
覚えてらして「ああ、そう^^
もう30年になるよねえ^^」
といってうれしそうに
サインと握手していただいた。

 感無量!
生きてて、プロレスファン続けてて
よかった!!

 涙でそうになった。

 そしてなんか感じの悪い
係員(おそらくスポンサー
筋のパチ関係者だろう)が
列を作れと指示。いわれるままに
並んでいたら、なんともとUWF
宮戸優光がいた!!!

 もう本当いいおっさんになっていた。
宮戸自体見たのっておそらく
四半世紀ぶりだもの。
無理もない^^

 そしてまもなく超でかい白リムジンが
横づけ。そして降りてきたのは
なんとアントニオ猪木その人!

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 マスコミ向けパフォーマンスとはいえ
あっと驚くことが大好きな猪木さんらしい
登場(実はもう既に会場入りしていたのは
知っていたが^^)は年取っても腐っても
猪木だなあと思った^^

 まもなくメディコさんとも合流。ちょっとした
ハプニングもあったがまあなんとか
会場には入れたのであった^^
(この項、了)

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