[プロレス用語辞典](ハ行) ヒール

せかぷろ

[プロレス用語辞典](ハ行) ヒール

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怒らせる立場

今回のプロレス用語辞典は「ヒール」です。

ヒール(Heel)は、プロレス興行のギミック上、悪役を務めて、観客や視聴者を怒らせる立場のプロレスラーのことを指します。

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元々はスラング

ヒールは、元々はアメリカのプロレス業界で用いられていたスラングです。

日本では元々「悪玉」「善玉」という日本語の表現が用いられていました。

敵役的なイメージ

しかし、現在では日本のプロレス業界でも一般的な単語になっています。

プロレス以外のスポーツや一般社会や創作物の中でも、敵役的なイメージの人物をヒールと呼ぶことがあります。

プロレスだけ

広い意味でのエンターテインメントで、これだけハッキリとお客さんを怒らせる役割があるジャンルは、プロレスだけではないか、と私は思っています。

しかし、昨今ではヒールかベビーフェイスかの区別がつき辛い選手やユニットも増えてきました。

仕事内容は

とはいえ、基本ヒールは反則を多用したラフファイトを展開するという「仕事内容」は、昔と変わらない気がします。

ヒールは金的への攻撃、凶器の使用といった反則はもちろん、レフェリーへの暴行、挑発行為、観客席での場外乱闘、果ては他者の試合への乱入なども行います。

ヒールターンをやる理由

かつてベビーフェイスだったレスラーが、ヒールに転向することをヒールターンと呼びます。

ヒールターンをやる理由としては、

3つの事情

①興行自体がマンネリ化するのを避けるため

②レスラー自身のベビーフェイスでの人気が今一つであったり、陰りが見えてきた場合や、若手レスラーのキャラクター作りのため。

③レスラーが新人・若手・中堅を経てトップレスラーへと上り詰めてゆく過程で、リング上のパフォーマンスで観客の心理をコントロールするスキルと演技力を身につけるための実践訓練としての、修行の一環のため。

・・・と言った事情があげられます。

絶大な人気

ヒールによって構成されるチームは、団体抗争を演出する上で不可欠の存在です。

プロレス史の中には絶大な人気を誇ったヒール軍団も少なくありません。

ヒール同士の抗争

また、一つの団体に複数のヒール軍団が存在する事もあり、その場合はヒール同士の抗争も頻繁に起こります。

近年は、ヒールレスラーのパフォーマンスに憧れてプロレス入りしたという選手も珍しくはなく、自ら志願してヒールターンする場合、あるいは最初からヒールとしてデビューするケースもあります。

ヒールの歴史

ヒールの歴史を紐解くと、1920年代のアメリカの都市部で隆盛したレスリング・ショーにおいてはじめられたそうです。

「正義」対「悪」という、勧善懲悪的アングルが興行を盛り上げる上で必要と考えられたため、「ベビーフェイス(善玉)」と同時に「ヒール(悪役)」が発祥しました。

日本のプロレス黎明期

基本的にはどの国でも自国レスラーがベビーフェイス、外国人レスラーがヒールというのが通例でした。

日本のプロレス黎明期はまさにこの図式が刺さり、戦勝国であるアメリカの大柄なレスラーを、敗戦で意気消沈した日本の小柄な力道山が倒すという展開に当時の日本のファンは熱狂しました。

1970年代になると

しかし1970年代に入ると、日本のプロレス界ではアメリカ人のドリー・ファンク・ジュニアとテリー・ファンクの兄弟がベビーフェイスとして人気を得るケースがでてきました。

また、仮面貴族ミル・マスカラスの登場により、外国人レスラーがアイドル的人気を得るようにもなっていきました。

ヒール=強さ

対して、スタン・ハンセンやブルーザー・ブロディなどは本来はヒール的な役回りでありながら、その強さで日本人ベビーフェイス以上の人気を得ました。

また、初代・上田馬之助さんや極悪同盟は日本人でありながら日本国内でもヒールでした。

アンチヒーロー

1990年代には、WCWのnWoや、WWFのD-ジェネレーションXに代表されるような、かっこいいヒール(=アンチヒーロー)が人気を博し、勧善懲悪という図式は、次第に役目を終えていきます。

なお、メキシコにおけるルチャリブレでは、ヒールのことを「ルード」、ベビーフェイスを「リンピオ」あるいは「テクニコ」と呼びます(いずれも男性形。女性ではルードはルーダと呼ばれます)。

こちらも、いわゆるアンチヒーローブームの波に飲まれ、現在は純粋なルードはいなくなったと考えて良いでしょう。

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