[プロレス観戦記復刻版] ワールドプロジェクトジャパン北九州大会(2003年3月8日)

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ワールドプロジェクトジャパン北九州大会(2003年3月8日土・小倉北体育館)

イントロダクション

なぜか今年は観戦を思い立った日にち全てが悪天候。この日も3月なのにみぞれ混じりのあいにくの空模様。

とにかく寒い。週プロ№1138.ニュース☆スクランブル91ページでも紹介されているように本興業はプロモート会社の行ったモノ。

なのになぜか道場とリングを持っていて、練習生もいる...(コーチは婆娑羅)。

会場で見た限りどうもあの「世界のプロレス」の使用していたリングをそのまま使っているのでは?(華☆激のレンタルリングかもしれないが...)

会場入りしてみると、客入れが始まってなお、熱心にリング上や会場隅で基本動作の反復や、スパーリングを行っている姿が。なりはコンビニ前でたむろしているような兄ちゃん達でしたが、練習に取り組む姿勢は物凄く真面目。出番前に人の試合を見ながら物陰でシャドウを繰り返している選手も多くいたし、試合開始もほぼずれることなく、ここまでは好感度大。 ところが...

第1試合〜第5試合(前半戦)

これが練習生や地元格闘技団体のファイト。パンフもないので選手名は分からない。スタンディングバウト3試合。バーリトゥード1試合、ダブルバウト1試合。とにかく何を見せたいのかが全く分からない。キック系の選手はグッドシェーブだったけど、いかんせん小さい。ボクシングで言うストロー級やミニマム級といった感じ。技術的にはノーガードで打ち合うという場面が多く(単にガードが下がっているだけというか、ディフェンスが出来ていないと言うか...)、会場はそれなりに沸いていたが、KO決着は第3試合のみ。後は全て判定。

しかも誰が判定しているのかさっぱり分からない。せめてジャッジの紹介くらいしろって。ひどいのは第1試合、金的によるアクシデントで中断があったのに、レフェリーがそれを失念していたこと。加えて第3Rのゴングを鳴らし忘れている始末。会場アナウンスもナシ。最低「アクシデントにより一時中断します」「再開します」等言えないのか?

第3試合など2人ともTシャツ着たまま試合するし、白帯の兄ちゃんは(第2試合)途中でスタミナ切れする始末。さらにひどいのはダブルバウト(第5試合)。覆面格闘家 対 道着軍団。プロレスと格闘技を悪い意味でごっちゃにしている。どっちにも失礼。特に覆面軍団はご当地の人気者だそうで、声援も多かったけど、カットプレーや乱闘がやりたいならプロレスして下さい。みてて胸くそ悪くなった。いいんですよ。ゆるゆるでも許せるモノはある。

だがあまりにひどい。しかも結末が判定で、勝ったのが覆面軍団...ってどういうジャッジしているんだ?少なくとも格闘家軍の方が押していたとしか見えなかった...。ある意味悪夢のような前半でした。が、ここから悪夢は続いた。

第6試合:女子プロレス

○風間ルミ 対 ●遠藤美月

やっとまともなモノが見られた。風間は右肩から肘をテーピングしていてコンディションは余りよくはなさそう。でも動きはよかった。前半でひどいものをみせられたせいか、この試合が物凄く素晴らしく見えた。トミー蘭レフェリーがきているなら全部裁いて欲しかった。ちったぁましになったかも。

第7試合:異種格闘技戦

●無法松力 対 ○渡辺寿典

何と何の異種なのか全然分からない。渡辺はグッドシェーブ。しかし無法松がひどい。コブラジムにいたころ(所属とコールされなかったのでこう書くが)から○○な体型ではあったが、この日はそれを飛び越えガファリ化している。

キングダムで見た頃は立っているキャラを存分に生かして突進ファイトで会場を沸かせていましたが、この日はそのかけらもなく、あっけなくカット→流血でレフェリーストップ。

セコンドに覆面つけさせたり、演出にはこっていましたが、キャラにおぼれて墓穴を掘ったか...

第8試合 神取社長就任記念試合

○神取忍&桑田真理 対 イーグル沢井&●小河真子

記念試合なのに普通のタッグマッチ...とおもっていたら、地元のダンススクールの生徒の子供達が各選手のテーマ曲にのって踊りながら先導するという奇抜この上ないきてれつな入場。神取はごきげんだったが、イーグルがすごくやりずらそうに歩を進めていました(^^)。それにしてもあの神取のテーマにおよそ似つかわしくないライトな振り付けを施した先生に会ってみたい(^^)。

彼女たちは選手コールが終わると退場して2階席からそれぞれ先導した選手の応援。

ちなみにこの日は彼女たちを含め子供達が多く、一生懸命応援していました(後は前
半戦の選手の身内、ヤンキー層、関係者らしい人達、マニア風の人間はほとんどいま
せんでした)。それにしてもあまりのものすごさに試合内容が吹っ飛んでしまっ
た...。

第9試合 九州オールスタータッグマッチ

アステカ&○相島勇人 対 婆娑羅&●KAZE

当初発表ではKAZEではなく林田伸一が出場予定だったが、何の説明もなし。

当会場は駐車スペースが狭く、不法駐車して見に来る人も多いのだが、車の移動の関係か、後1試合あるのに3分の一くらいの客がこの試合前に席を立って帰ってしまっ
た。

がらんとしたリングサイド。特にマイクで何か言うわけでもなく、淡々と進行してしまうリングアナ氏。主催者側の配慮があまりになさすぎ。

まあ寒い試合が続いたので席を立ちたくなる気持ちも分かるが...。残っていた子供達の声援が面白く、相島には「海坊主」「織田無道」、アステカ選手には「赤いの」「ライオン」、KAZEには「青い服の人」という声がかかっていた。

でも神取やイーグル、婆娑羅が認識できていたと言うことは多分関係者の子供さん達なのだろう。

4選手とも動きもコンディションも良さそうでしたが、いかんせんこの日の寒い空気を一変させるには至らず。九州なのに滅多に見られない顔合わせだったが、この日のシチュエーションがあまりに悪すぎ。全日本出場者と新日本出場者タッグというオプションも有効にいかせたとは言えなかった。

とにかく私の観戦歴の中では5本の指に入りそうな、悪い意味で記憶に残って夢にまで出てきそうな興業。

華☆激や闘龍門では絶対に見られないモノを見てしまったという点では貴重な拾いモノをしたと思うことに致しましょう...

後記

実はこれ、友人からもらった券で観に行ったのを今思い出しました。我ながら結構ひどいことと書いているけど、時系列をたどると私が風間ルミ選手を生で見た、最後の大会がこれだったんですよね。

当時はまさかこれが最後になるとは思ってもみまんせんでしたが。

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プロレス観戦記についてブログの肝ブログ「sekapro」において、肝の一つに据えているカテゴリがプロレス観戦記です。そもそもは自分が観戦した大会の備忘録代わりにはじめました。スタートしたのは、1996年くらいからです...






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