[プロレス観戦記復刻版] プロレスリング華☆激ニューイヤータッグバトル

プロレスリング華☆激ニューイヤータッグバトル(2004年1月10日(土) さざんぴあ博多 多目的ホール:観衆120人)

イントロダクション

今年一発目は華☆激から 。しかしながら毎年一発目の観戦で当たった試しがないのもまた事実。

所々妙に時間が余りつつも、遅れるよりはいいので早めに会場入り。当日のタッグバトルの予想アンケートに答えた後、隣の図書館で暇を潰す。

10分遅れで開場。入ってみるとスクリーンを利用して名古屋大会の模様が上映されていました。井上亘の異様にバカ丁寧ないい人全開のコメントが笑える。試合もゴツゴツした激しいものでコメントのほのぼのさといい妙に華☆激になじんでいるのがおかしい。

名古屋大会自体は成功と聞いていたが実際よく入っていた様子。花道もあって程良い広さの会場といいさざんぴあよりよっぽどいい。

試合が盛り上がってこれからと言うところで時間が来てしまい、試合が最後まで見られなかったのが残念。

オープニング

入場式が始まるがリングが近すぎて数歩でリングインできるため、セレモニーとしてはこの会場では不向き。

なお参加チームは以下の通り。全6試合総当たり10分一本勝負。勝ち点2、引き分け1、負け0。

第一試合【公式リーグ戦】 タッグマッチ 10分1本勝負

○U.M.A&川内大裕<2点>(5分34秒 片エビ固め)アステカ&●日高洋輔<0点>※ダイビングボディーアタック

のっけからスピア決めて博多一本締めに行く川内。

勝ちに行くのに日高狙いも順当。でも戦前アステカ選手の指摘するところの「間が空く」点をつかれ短期決戦にはならず。

それでも日高狙いに絞った川内組がここはぼろを出さずに順当勝ち。

第二試合【公式リーグ戦】 タッグマッチ 10分1本勝負

○コスモ☆ソルジャー&ディアブロ<2点>6分52秒 トライアングルランサー)●U.M.A&川内大裕<2点>

2試合目で意気あがる川内組をのっけから反則三昧でペースを握らせないディアブロ組。ペースを狂わされると一直線の川内組のタッチワークが微妙になっていく。

一方ディアブロは柴田勝久レフェリーと丁々発止のやりとりをしつつ場を盛り上げていく。明らかにのっているのが分かる。

最後も場外乱闘でディアブロが暴れ回る間にコスモがU.M.Aを仕留めてこれも順当勝ち。

第三試合【公式リーグ戦】 タッグマッチ 10分1本勝負

KAZE&○TAIRA<2点>(6分22秒 ラ・マヒストラル)●U.M.A&川内大裕<2点>

第2試合でペースを狂わされた川内組がトーンダウンした勢いを取り戻せないまま
スタートした休憩明けの第3試合。

川内組は圧倒的に体格で勝る割に相手のサイズに対して明らかに攻めにくそう。ここはTAIRAの踏ん張りが特筆もの。

技のミスも少なく攻めあぐねていたU.M.Aから見事ピン。

第四試合【公式リーグ戦】 タッグマッチ 10分1本勝負

△アステカ&日高洋輔<1点>時間切れ引き分け)KAZE&TAIRA△<3点>

ここまでほとんどの試合が持ち時間をほぼギリギリまで使い切る試合展開。バチバチ入れあうハードなやりとりも今ひとつ会場にすごさが伝わりきっていない。

この試合はそんな中では唯一伝わった方の試合。特にこれといった技を使うでない日高の粘りが唯一生きて発揮された試合。

惜しむらくはこれが10分一本勝負でなければもっと持ち味が生きたでしょうね。

第五試合【公式リーグ戦】 タッグマッチ 10分1本勝負

○コスモ☆ソルジャー&ディアブロ<4点>オースイスープレックスホールド)●アステカ&日高洋輔<1点>

再休憩10分の後に再開した試合。密かに日高に期待を抱いていたらしいディアブロの日高へのかわいがりが全開に。ここではさすがの粘り腰も及ばず、リング下に落とされて青息吐息。ここで日高復活の目もアリかと思われたときにアクシデント発生。ディアブロが膝内側を痛め立てない状態に。

結局コスモが孤軍奮闘のアステカを切って取って試合を形にはしたものの、日高は生還できず、観客の注目はディアブロに注がれてしまい、何とも言いようのない後味の悪さが。

結局第6試合がそのまま決勝となることがアナウンスされたものの、リング上とは裏腹にスタッフのいない団体の悲しさで手際の悪さを露呈。そんな中「あのぉアクシデントですのでもう少しお待ち下さい。名古屋大会の模様でもご覧下さい。」とほのぼのマイクで場の雰囲気を一気に和ませたのは日高。

ふらふらになった割にはけろっとしていて結構動じないのは大物の片鱗?でも結局映像は間に合わず。

結局試合再開が告げられテーマ曲がなったものの、コスモが一人で入場。

マイクを取って「お前ら、不戦敗で勝って嬉しいか?」に対してKAZE「嬉しいわけねーだろ!」コスモ「じゃあ、お客さんの許可がいるけど代役立てていいか?」KAZE「いやそれは...」となぜかいきなりトーンダウン。

会場笑い。コスモ「とりあえず2冠王がいるしさ、あんまり頼みたくねーけどたのんますわ、アステカ先生。」とテーマ曲なって代打アステカ登場。KAZEの「華☆激はアステカ以外はぼんくらって言われたくねーからやるよっ!」のマイクに2冠王が一言、「ごちゃごちゃいってないでやるぞ!」で試合開始。

メインイベント:決勝【公式リーグ戦】 タッグマッチ 10分1本勝負

○KAZE&TAIRA<5点>(7分37秒 横入り式エビ固め)アステカ&●コスモ☆ソルジャー<4点>
※KAZE&TAIRAが優勝。ディアブロが負傷した為、アステカが代打出場。

試合はバチバチの打撃戦。急造とはいえ元タッグチームだったコスモ組の動きは悪くない。

それを上回ったKAZE組の地力の確かさも特筆していいでしょう。コスモからのピンも説得力はあったと思う。しかし試合に熱が入れば入るほど何かしこりがのこったのも事実。懸命にアクシデントを吹っ飛ばそうと言う努力は理解できたが、それが見えすぎてしまった感あり。ここらへんのさじ加減は難しいところ。

帰り道考えたのですが、結局コスモ組が現在進行形のタッグチームでは無かったというのが一番の原因。

確かにシングルナンバーワンとタッグナンバーワンのコンビを破ったのはKAZE組の実力だとは思うが、それでもやはりディアブロ.コスモに勝ってこそKAZE組が名実ともにタッグナンバーワンたりえる時だろう。そういう意味では宿題を残したともいえるかな?

リング上のチームワークでアクシデントを好機に変えようとして頑張ったお陰で締めがグダクダにならずにすんだのは不幸中の幸い。

後記

団体としての体力は確実に付きつつ実感はあるものの、人数の少なさ故の問題もそこかしこで露呈したのも事実。今ひとつ盛り上がりにも欠けていたし、結構ハードなことをやったが故のアクシデントも伝わらなければ意味がない。

やや課題多しと言ったところか。満足度としては今ひとつ。

プロレス観戦記

ブログ「せかぷろ」において、肝の一つに据えているカテゴリがプロレス観戦記です。そもそもは自分が観戦した大会の備忘録代わりにはじめました。スタートしたのは、1996年くらいからです。基本長文主体になっています。あまり、初心者の方には優しい記事とはいえないかもしれません。






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