[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 Sexy Boy

[プロレス入場テーマ曲]プロレス的音楽徒然草
[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 HITMAN
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HBK=Sexy Boy

今回は”ハートブレイク・キッド”ショーン・マイケルズの入場テーマ曲である「Sexy Boy」のご紹介です。

現行の「Sexy Boy」はマイケルズ自らのボーカルバージョンが使われていますが、当初はマネージャーを務めていたセンセーショナル・シェリー・マーテルがボーカルを務めていました。

シェリーのヴォーカルは喘ぎ声のみが、現バージョンで聴くことができます。今やHBKといえば、Sexy Boyというくらい、切っても切れない関係にあります。

レスラーが歌う入場曲

「Sexy Boy」もJJマグワイアの作品のひとつです。JJマグワイアの楽曲では、入場曲の多くで、レスラーがボーカルをやっているというユニークな側面があり、これがファンの共感を呼んだとマグワイアは信じています。

「Sexy Boy」は、最初のシェリー・マーテルバージョンと、現行のショーンのバージョンとがあって、最終的にはショーンのヴォーカル版が採用されたそうです。

マグワイアは、「パフォーマー(ショーン)が自身の入場曲を歌ったことは素晴らしいことで、これはファンに強烈な印象を残しました」と語っていたそうです。

カーク船長も

何年にもわたって、「Sexy Boy」はさまざまなレスラーや業界外の人々によって歌われ、パロディ化されてきています。

その中には、スタートレックシリーズの「カーク船長」役で有名な、俳優のウィリアム・シャトナーさんがテレビで「Sexy Boy」の一部を歌ったことがあったんだそうです。

これを聞いたマグワイアは、「信じられない。キャプテンカークは「Sexy Boy」を歌っています。私はそれに感動しました!」と語ったと言われています。

Boy Toyの意味は・・・

「Sexy Boy」は歌詞にも特徴があります。歌詞の中に繰り返し出てくる「Boy Toy」には、日本語で「若いツバメ」「若い男性の愛人」という意味があるそうです。

言葉通りなら、マイケルズは、業界歴20年以上の大ベテラン選手で子持ちなのに、自分のことを「ツバメ」と自称しているわけですね。

ただし、これは彼のキャラクターと曲がマッチしている、非常に計算されたフレーズだと私は思います。HBKといえば「Sexy Boy」!他の歌では彼を連想できないくらいです。

そして、マイケルズ自らが「Sexy Boy」を歌ってるからこそ、重みや歴史を感じるわけです。

自ら歌うからこそ

シェリーが歌えば確かに「Boy Toy」も「意味通り」になりますが、カッコイイ楽曲を自分のテーマソングとして選んだのではなく、この曲を観客が「カッコイイ」と感じるようになるまで、マイケルズは激闘やドラマを繰り広げてきたのです。

そのマイケルズが、自ら歌うからこそ、意味があったわけです。

物凄い音痴

ちなみに、マイケルズは「物凄い音痴」を自認しており、入場曲『Sexy Boy』は自ら歌っているものの、かなり編集され、聞ける所までになったと言っています。

このあたりの認識の落差も面白いですね。

プロレス的音楽徒然草
プロレス的音楽徒然草についてものがたまりやすいプロレス観戦記は、自分でブログの核にしたいという気持ちがあったんですが、プロレス入場テーマ曲記事「プロレス的音楽徒然草」に関して言うと、そこまで能動的な理由はありませんでした。私はプロレス以外に







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