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[プロレス観戦記] OPG ALL STARS SUMMIT 2020 岡山武道館大会(中止・2020・2・24月祝・岡山武道館)

2020/02/28



OPG ALL STARS SUMMIT 2020岡山武道館大会(中止・2020・2・24月祝・岡山武道館)

2020年初頭のビッグマッチはOPGの岡山武道館大会。しかし今年は予測し難い敵が現れてしまった。世間を騒がせているコロナウイルスである。

数々のイベントが中止をきめる中、オールスターサミットも例外ではなかった。ギリギリまで開催か、中止かという議論の中、OPGが選んだのは中止だった。その選択について、異論はない。むしろその英断に拍手をおくりたいくらいだ。

だが、SNSやテレビで告知するだけでは不十分と感じたのか、OPGは選手自ら岡山武道館に出向き、事情を説明するという。

この一報をみて私の腹は8割決まった。あとは当日の体調次第だが、岡山に行くことにしたのだ。

もともと低体温・低血圧の私が、一月から続く母の入院騒動によるストレスで、まさかの高血圧になり、血圧計で日に三度血圧測定をするはめになろうとは思いもしない事だった。

対処療法として薬を飲むことはもちろんしていたが、それだけでなく、自分の好きなことをしたいという気持ちが、岡山に行きたい気持ちを後押ししていた。

そして早朝の測定でいい数値が出たので、予定通り新幹線に乗り込み、一路岡山武道館へ。普段なら試合みるだけで、日帰りしてしまうため、交流できない選手のみなさんと、もしかしたら話せるかもしれないし、それがなくてもせめて岡山武道館前に行けば私の気持ちも晴れるはず。

というわけで、まずは行きの新幹線で、本来行われるはずだった試合の個人的な見所をまとめたので、まずはそれをご覧にいただいて、岡山についてからはその後ご報告したい。

発表された通り夏に開催が決定したオールスターサミットに、同じカードがスライドするかどうかはわからないけど、まあ箸休めくらいに見ていただけたら幸い。

第1試合 OPGランブル~今年も味、濃い目です~
【出場者】
1)ハミガキ戦士たんじマン
2)スコヴィル
3)ジロリー・マーキュリー
4)グンゼットX
5)ターボマンⅡ世
6)ISODA
7)ミスター鏡餅
8)ダイナマイト九州
9)MOMO☆KID

4月にがむしゃらプロレスにも登場するミスター鏡餅は、このOPGランブルでデビューし、OPGの岡山武道館ではかかせないキャラクターである。ここに丹の国プロレスのグンゼットXや、がむしゃらプロレスでは子どもさんに大人気のスコヴィルまで絡むわけのわからなさが魅力。

これだけ濃いメンツの中で、存在感を出さねばならないダイナマイト九州にとってもこれは試練である。3年前のリベンジが果たして今回果たせるか否か?

第2試合 6人タッグマッチ~閻王デビュー戦 マスカット・The ISHI奇跡の合体~
ザ・デーモン&梟雄&閻王 vs ハイパー長州アイハラ&ミル・マスカット&THE ISHI

2019年のオールスターサミットでは異様な強さで会場を沸かせたハイパー長州アイハラが、同じく昨年武道館のあちこちで抗争していたイシイとマスカットとチームを組むという。

このカオスっぷりは半端ない。正直閻王がデビュー戦にも関わらず、相手が濃すぎて印象に残らないことも考えられる。さてどうなることやら(笑)

第3試合 タッグマッチ~久々のチバレットクラブ襲来~
《チバレットクラブ》ユウキ・ザ・ぼうりんぐ、TMファイター vs キャプテン・アヤガワ、ヒロ☆中川

チバレットクラブ久々の来訪。全国3か所に支部があるOPGらしいメンバーが揃ったカード。

ユウキは、初めてOPGみたときに出ていたけど、TMファイターとキャプテン・アヤカワは初めてみるし、どんな試合になるのか予想がつかない。

第4試合 6人タッグマッチ~佐々木と彰の大冒険ーレオパルドンを添えてー~
《がむしゃらプロレス》鉄生&陽樹&HIROYA vs 佐々木良和&彰&レオパルドン横山

がむしゃらプロレスウォッチャーとして、このカードは見逃せない。昨年試合をみて「これはHIROYAのライバルになる!」と確信した彰と佐々木がいて、しかもがむしゃらでも頭角を現しているレオパルドン横山がいる。

片やHIROYAだけでなく、Re:ZARDとして新しいスタートを切った鉄生&陽樹。口では多分「若いの、やれんのか?」というくらいはいいそうだが、イキのいい若手は好物な2人である。

なおかつこの2人には因縁が絡まないといい試合をするという奇妙な共通点もある。当然HIROYAだけに美味しいところを渡す気はさらさらないだろう。

Re:ZARDが、がむしゃら同様OPGを飲み込んでしまうか?はたまた若い力ががむしゃらに爪痕を残すか?期待は否が応でも高まるというものである。

第5試合 タッグマッチ~古き良き時代の邂逅~
グレートムタイガー&西江悠 vs アントニオ片山&ミステリコ・ヤマト

これはまた何とも言えず味わい深いカード。山陰対岡山もいいけど、OPGの歴史の一部として、ヤマトを含んだ4人が激突するのは、ある意味興味深い。

私のみた範囲では片山とムタイガーが組むことはあったけど、がっつり戦っているのは、記憶にない。だからこそ組まれた意義があるカードだと思う。

第6試合 OPGJr.ヘビー級選手権試合~過去の清算、未来への階段~
【王者】山内拓也 vs 駿之介【挑戦者】

がむしゃらプロレスとOPGの共通点は、ジュニアのチャレンジャーが不足気味なところ。がむしゃらでは絶対王者になりかけていたYASUが、王座陥落で波風がおきたが、既にチャレンジャーが一巡してしまったOPGとしては、山内に風穴をあけなくてはならない。

駿之介の武器はその若さである。実年齢や見た目ではなく、ファイトスタイルの若さと勢い。対する山内は巧さがあって老獪な王者。山内の牙城を崩せるか?OPGジュニアの新時代の旗手として、この試合は期待したいところである。

第7試合 OPGヘビー級選手権試合~エースの躍動、立ち塞がる蒼き壁~
【王者】嵐弾次郎 vs ジェリーK【挑戦者】

OPGマットに復活を果たしたジェリーK。迎え撃つ王者は、私生活では親友と呼んでいる嵐弾次郎。だが、丹の国プロレスとしての嵐は、OPGのジェリーKにとっては外敵でもある。

友情はおいといて、至宝奪還はメインに出る2人だけでなくジェリーKにも課せられた使命でもある。しかもタッグがメインにきて、ヘビー級はセミ。この扱いも微妙なところである。

王者を倒して完全復活したジェリーKがみられるか?それとも嵐弾次郎が防衛を果たして、王座に君臨し続けるか?

メインイベント OPGタッグ選手権試合・ノーDQマッチ~至宝奪還へ、完全決着~
【王者チーム】《松江だんだんプロレス》マツエ・デラックス、KOZZY VS グリーク、上原智也【挑戦者チーム】

2019年末に、がむしゃらプロレスの鉄生&上原という、異例の越境コンビが奪還に挑むも、返り討ちにしたKOZZY&デラックス。がむしゃらのGWAタッグ(この時はデラックス&ミステリコ・ヤマト)も流出から1年保持した実績があるだけに、簡単に取り返せない相手であることには違いない。

OPGはついに伝家の宝刀グリークを出して不退転の決意をみせる。これ以上のメンバーはいないわけだから、負けは許されない。そういう意味ではチャンピオンより、チャレンジャーの方が失うものがでかい。

しかも、至宝OPGヘビーのタイトルマッチを差し置いてのメインである。これは期待せざるを得ない緊張感溢れるマッチメイクである。

とここまでは、行きの新幹線でだいたい書いておいた部分。ここからが実際に起こった出来事になる・・・。

[現地レポート]

いつも試合があるときには変に用事が入って変にバタバタと家出て、岡山武道館に直行したあと、試合みてそそくさと新幹線に乗り、日帰りで往復するのがパターン。

岡山武道館のある岡山県総合グラウンドは、先程も書いたように、武道館へ一直線で行ってしまうので、周りなんか見もしないのだが、裏道抜けていったせいか、徒歩でも駅からグラウンドまであっという間に着いたため、時間まで公園内を散策。おかげで普段見ることがない岡山県総合グラウンドの全景を拝むことができた。

散策後、程よい時間になってから、武道館に向かうとOPGの選手たちが集まり始めていた。そしてSNSで大会中止を知りながらも武道館にきた猛者たちが次々と現れる。

びっくりしたのは、グレートムタイガー選手の教え子で、もとDDTの猪熊選手が表敬訪問したこと。これは完全なサプライズだった。こんなチャンスなかなかあるもんじゃない!

そしてその場でOPGの選手とファンの交流会が始まった。結果的にわずかの方が中止を知らないだけで、大多数の方々が中止と知っていてきていたのだ。プロレスファンのたくましさたるや、初対面なのに頼もしくさえあった。

実はこうしたイベントはOPGでは今まで開催されてないそうで、まさに災い転じて福となす。今後もぜひ定期的に開催してほしい。ヒールが難しいなら、ベビーフェイスだけでもいいし。岡山のファンもきっと喜ぶはずだ。

今回は事態が事態だけに、ヒールもベビーフェイスも混在していたけど、ファンも選手も皆がわちゃわちゃやっているのは、参加している私もほっこりしたし、テンション爆上げ。これだけでも高い新幹線代をキャンセルしないでよかったと心から思った。

特にファンの方々から聞いた、私の知らないOPG初期の話や、壮絶な死闘だったというZAKA選手のデビュー戦の話とか面白い話がいっぱい聞けたのは大収穫だった。

選手のファンアートもびっくりするくらいの出来で感動すら覚えたし!作者の方ともお話しできてこちらも嬉しくなってしまった。

何度もいうけど、アクシデントをも含めて楽しめるのがプロレスファンの矜恃。そういう意味では岡山だけでなく各地から中止を知りながら、武道館に出向いたOPGファンの皆さんとも交流出来たのは、私の貴重な財産になった。これだからプロレスはやめられない!

その場で発表された8月のオールスターサミット。がむしゃらプロレスとバッティングしなければ、是非とも夏の岡山を体験したい。

名残は惜しかったけど、三時間はあっという間に過ぎ、グレートムタイガー選手の音頭で解散となった。

個人的には拙ブログ読んでくれてる佐々木選手とツーショット撮り損ねたのが悔やまれるが、またの楽しみにしておこう。今度は試合みてから書きたいし。

あと、いつも食べてる岡山ラーメンの店が改装中だったので、こちらも夏にはリベンジしたい。

ありがとう岡山!楽しかった岡山!またいい思い出ができた。夏には今度こそ本当のオールスターサミットの観戦記が書けたらいいなあ。

がむしゃらプロレスの予定がバッティングしないことを祈るしかできないけど、プロレスの神様はいじわるしないよね?(笑)

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