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[プロレス観戦記] がむしゃらプロレスイベント試合・ 第11回 創造館 小文字祭

がむしゃらプロレスイベント試合・ 第11回 創造館 小文字祭

最近は金曜に実家に戻り、老親の様子をみてから、土曜に小倉に舞い戻るようにしているため、この日も下関から小倉で荷を降ろして、小文字観戦したあと、黒崎でヨガして帰る予定にしていた。

さて、お目当ての小文字祭り。がむしゃらプロレスの中では、有料大会を除くと最も歴史が古いイベントである。最初は迷った創造館クリエイティブハウスの行き方もすっかり覚えてしまった(笑)今や五月の小文字まつりはがむしゃらプロレス初夏の風物詩である。

しかし、金曜まで晴天だった春の空は土曜になると一転小雨混じりの強風という生憎の空模様。もともと観戦後に運動するからと軽装で出かけたのだが、例年ならこれでも暑いくらいなのに、今年は肌寒い。まあ、晴れたら晴れたで日差しが強すぎて、リングが焼ける事態になるわけだし、痛し痒しといったところ。

というわけで小文字祭も屋内に場所を移し、プロレスも屋内にてマットプロレスで行うことになった。室内の真ん中にマットを敷いて、屋外でやるときはマットが焼けてしまい、小文字ではなかなかできないプロレス教室を開催。さらにゲレーロと九州がマットプロレスのルールと応援の仕方を説明。

特にマットプロレスはロープがなく、通常のプロレスとはルールが異なる。ロープブレイクは観客と選手が握手して成立するため、イレギュラーな事が起きやすいこういうイベントには向いているのだ。

何回もやっている場所だけど、初めて見る人にもわかりやすく、は基本中の基本。たまたまマットプロレスだから、ではなく、イベントごとに丁寧な説明をすることは大事なことである。

▼創造館小文字バトル①(30分1本勝負)
①×竹ちゃんマン & ダイナマイト九州 vs リキライタ & ○陽樹
(17分23秒)

デビュー戦からずっと観ている陽樹だが、多分お笑い系にラインナップされたケースはそう多くはない。ましてやGWAヘビー級を戴冠したままというのもレアケースなはず。これだけでも相当おかしな話なのだが、脱ぎ去った陽樹のコスチュームを勝手に九州が着こんだりして、スタートから波乱のにおいがプンプンしている(笑)

なぜか、テキーラも飲んでないのに、力が妙な上から目線で陽樹に指示を出し始めて、試合は一層混沌としてきた。ただですら普段から自由度の高い九州と竹ちゃんマンが好き放題するもんだから、陽樹が得意とするバチバチしたしばき合いになるはずもない。

あげく力と竹ちゃんマンまで含めた3人全員に「1.3.5.7.九州!九州!ウー、ダイナマイト!」を決めてみせて、試合カラーはすっかりお笑いモードに染まってしまった。その上なぜか入居者と思われるご婦人の相手までさせられるチャンピオン。本人もなんでこんなことをしているのか、理解がおいついていない様子。

そもそもそんな陽樹をよそに、タッグパートナーの力は、1人だけ我関せずに自分のペースで試合している。もちろん自分の出番にしか興味を示さない上に、謎の上から目線。とうとう怒った陽樹は竹ちゃんマンのタケノコを九州の尻に打ち込むと、そのまま一人で竹ちゃんマンを料理してしまった。

これで勝っても納得してない陽樹は味方の力にエルボーをぶちかまして、憂さ晴らし。敗者の竹ちゃんマンと共に枕を並べて討ち死にしてしまった。

gWo解散で行先が見えない陽樹の行方も気になるが、一番後輩なのに、一番偉そうな力は、何か吹っ切れた感じがする。来週の黒崎を経て、七月のファンタスティカマニアでは、因縁のテキーラと対峙する…のかな?それはそれで面白そうだけど(笑)

▼創造館小文字バトル①(30分1本勝負)
②○サムソン澤田 & 鉄生 vs ×トゥルエノ・ゲレーロ & SMITH
(16分52秒)

サムソン澤田のLCR入りでユニットと言いつつ、トリオになってしまったドリームチューバー。gWo対LCRのユニット解散マッチとは関係なかったはずなのに、なぜか余波を食らった格好になっている。

かたや、KENTA派につくかと思われたサムソン澤田は、この日は大人の事情?で鉄生とタッグ結成。成り上がるために手段を選ばない方向に進みはじめたサムソンにとっては、おそらく古巣の危機も、新しい居場所のお家騒動も踏み台でしかないのかもしれない。

試合はサムソンを裏切りもの呼ばわりしたゲレーロとのマッチアップでスタート。かつてはGWAヘビー級を巡って競い合った鉄生とスミスがチョップ合戦で応酬…と書くとふつうのプロレスみたいに思えるが、普通だったのは、この序盤まで。

そもそもくいしんぼう仮面が北九州に持ち込んだマットプロレスは、観客参加型のイベント。そのスタイルを踏襲しているがむしゃらプロレスもまた然り。

だが、通常マットプロレスの会場として使われているヒットエンドランに比べ、創造館のイベントスペースは心持ち広い。そのせいで普通のプロレスではありえない話なのだが、ロープ(つまり観客)が選手に近寄っていき、マット中央でエスケープできてしまうという破天荒な展開が生まれたのだ。長いことプロレス観ているが、ロープが動いて選手のエスケープを補助する光景なんて初めて見た!

自由なのはこれだけではない。入居者と思しきご婦人がいいタイミングでヤジを合いの手のようにいれてくるのだ。どうもゲレーロのことを気に入ったようで、さかんに「やせのお兄ちゃん!」と応援してくる。この間がまた絶妙で、しかも聞いていて不快にならない。応援とはかくあるべしというのを痛感させられた。

鉄生がチェーンを出してくると「反則はいかんよ」と突っ込んでくるので、普通なら殺伐とする空気がほんわかしてしまった。これもイベントならではだろう。最後はサムソンのスピアーがゲレーロに決まって、勢いにのるLCRが勝利した。

試合後「やせのお兄ちゃん、太ったら勝てるよ」とはげまされながら、マイクで謝辞を述べてゲレーロが締めてイベントは終了。撤収を素早く済ませて会場を元通りにして、あとはめいめいがお祭りを楽しんでいた。

外は嵐のような風が吹き荒れていて、いったん建物をでるとあっという間に汗が乾くくらいひどいありさまだったけど、かつてないくらいほんわかした空気で、しかも小文字史上もっとも面白いイベントになった。終わり良ければ総て良し。マットプロレスは大成功だった。

ただ、来週の黒崎は晴れてほしいものだけど・・・

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