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WWCG Hall of Fame 選手編

ビッグネームの訃報

拙ブログはプロレスに特化して、主に観戦記とプロレス入場テーマ曲記事の二本立てで構成しています。数あるMVP系の賞は巷にたくさんありますので、私はあえてWWE方式で「殿堂入り」という形にしています。殿堂ということは、一回受賞してしまうと「次はない」点が特徴であり、しかもたくさん項目を作らないで済むので、管理人兼ライターの私としては非常にありがたいわけです。

さて、今年もテーマ曲、試合、選手の三つに対して殿堂入りしてもらうわけですが、今回は選手編です。これは相当悩みました。今年に関していうと、ここに入る選手が思いのほかたくさんいて、なかなか絞れなかったのです。

くどいようですが、このHall of Fameは「殿堂入り」なんで、一度入れてしまうと次はない、というルールになります。ですから、「現役バリバリの選手はどうしても不利なんですね。なぜなら、現役選手はこれからもキャリアを重ねていくので、よほどのことがない限り「今年で終わり」にはしたくないわけです。

という経緯を踏まえ、かつ拙ブログの説明に「メモリアルブログ」と書いている以上、思い切りノスタルジックに決めていくつもりでいます。そうは言いながらも2018年は、ビッグネームの訃報が相次ぎました。中でもダイナマイトキッドの若すぎる死は、身体を酷使するプロレスラーの悲哀と相まって、なんとも言えない悲しみがありました。

旅立たれた選手には、それぞれの思い出があり、現役選手同様、簡単に優劣はつけられません。ですから、これも悩みに悩みにました。結果、選手部門は個人的に一度だけお会いしたことがある

マサ斎藤選手

を選ばせていただきました。

痺れるほど格好良かった生き様

マサ斎藤さんとお会いした時のエピソードはこちらで詳しく書いていますが、やはり試合会場でお見かけする時よりも大きく、インパクトがあったこと。そして非常に紳士だったことがポイントになりました。

2018年12月に他界されたダイナマイト・キッド選手は、正直ファンサービスなどしないという点で、ファンに対しても「カミソリ」のような存在でした。近付こうにも近付けない威圧感すらありました。

ただ、選手生活の晩年にはみずからファンに近づいてサインしていたようで、今プロレスショップなどで流通しているものは、その時のものでしょう。しかし、全盛期にファンが近付こうものなら、色紙をビリビリに破いて捨てる事も当たり前のようにありました。

のちに有名になった某選手はファン時代にキッドから受けた「仕打ち」を反面教師にして、ファンからのサインは決して断らなかったという逸話もあるくらい、往年のキッドは、ファンサービスをしなかった選手 でした。それが徹底されていたからこそ、それでもファンは支持したと私は考えています。だからこそ選手生活の晩年で日和ったキッドは見たくありませんでした。

対してマサさんは最後までマサ斎藤を貫いて生涯を全うされました。病状が進み歩行も困難だった時期に、リングインして武藤敬司扮する海賊男に立ち向かおうとしたマサさんの姿を、生で見られなかったことは悔やまれます。

このように最後までプロレスラー・マサ斎藤の生き様は痺れるほど格好良かったのです。ダイナマイトキッドほどの選手でも最後はブレてしまうくらい、プロレスラーのイメージを貫き通すことは難しいのです。そう考えると、病気と戦いながらも、マサ斎藤であり続けた獄門鬼の生き様には敬意を表さずにはいられなかったのです。


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