*

[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 The Rising Sun(ザ・ライジングサン)

2018/09/15

現地のユニバースは・・・・

今回は2018年9月6日現在、WWEのUSチャンピオンに君臨している中邑真輔選手のテーマ曲、「The Rising Sun」をご紹介します。

「The Rising Sun」は、中邑選手がWWEデビューしてから、2018年のレッスルマニアまで使われたインストゥルメンタルの入場テーマ曲です。

レッスルマニア以降、ヒールターンしてからは、「The Rising Sun」にラップで歌詞をのせた「Shadows of a Setting Sun」で入場していますが、この歌詞付きバージョンには日本では賛否両論があります。「否」の意見をまとめると、だいたいこんな感じなのではないでしょうか?

①ラップなのに歌詞が韻を踏んでいない
②そもそも歌詞がいらない

③ヒールターン自体に賛同できない

①に関しては、確かな情報ではありませんが、私個人の限界を述べてみたいと思います。

WWEというのは、現在でこそWWEネットワークを通じて、全世界に配信されていますが、元々は英語圏だけで通用する寸劇やマイクありきで試合が進行していきます。

そこへ、オール日本語の歌詞がついた、「Shadows of a Setting Sun」が会場に流れた場合、多くの会場にいるWWEユニバースのどれだけの人が歌詞の内容まで理解しているのか?ということを考えると、おそらく大半の人はほとんど「わからない」のではないかと推察されます。であるならば、日本人が気にしている「韻」の問題も彼らにとっては割とどうでもいい事なのかもしれません。

ヒールだろうが、なんだろうが

そもそも中邑選手のヒールターンは計画的なものではなく、かなり急なものだったという説があります。これが事実だとするならば、日本語歌詞付きのバージョンはかなりの急ごしらえという可能性もあります。歌詞の内容からして、日本語のわかる方が作られたのは事実だと思いますが、韻を踏むところまで作り込めなかったとも考えられます。

②に関しては、ヒールターン前から中邑選手の試合時に特有の現象が会場では見られます。それは「The Rising Sun」のメロディを会場中で大合唱している事です。これは、未だにテーマ曲「Medal」と共に「へなちょこ」チャントで迎えられる、RAWのカート・アングルGM同様、すっかり定着した感があります。しかも、これは回数こそ減りましたが、中邑選手のヒールターン後も継続して見られている現象です。当然日本語の歌詞で合唱している訳ではありません。

③については、会場の雰囲気を見る限り、多少のブーイングはあるものの、WWE側が用意したストーリーライン通りに、WWEユニバースが踊らされていないように、私には見受けられます。つまり「ヒールになろうが、ベビーであろうが、俺たちはシンスケ・ナカムラを応援するぜ」というWWEユニバースの意思表示が、あの「テーマ曲チャント」ではないか、と私は想像しています。

私個人の見解としては、歌詞なしの「The Rising Sun」に戻してほしいとは思っていますし、いずれそうなるのではないか?と予想しています。

商品価値を認めている証

WWEは綿密に作り込まれたストーリーラインがウリですし、早くから計画されて、キャラクターが作られる場合もありますが、直前で変更になるケースもなくはないでしょう。特にシリーズ途中の解雇が日常茶飯事なWWEだと、前日まで行われていた抗争が突然「なかったこと」になることも普通にあります。

ましてや2018年9月現在、RAWとスマックダウンでは年に一度の「入れ替え」があります。このタイミングを利用して、ベビーターンやヒールターンするケースも見受けられます。

中邑選手の今後がどうなるかはわかりませんが、団体側が用意したキャラクター付けを、お客さんが拒否し続けた場合、現時点では予期せぬキャラクターチェンジもありうると思います。そうしたオーダーに対して、いついかなる時も臨機応変に対応できるスキルもWWEスーパースターズには必要とされます。

シンスケ・ナカムラがベビーフェイスからヒールに転向し、またベビーターンするとしたら、それだけ中邑選手の商品価値をWWE側が認めている証にもなるでしょう。そうなった時に、テーマ曲がまた「The Rising Sun」に戻っている可能性だってゼロではないのです。

希望的なことを言うと、中邑選手には、日本ではアフターバーンでしか見られないスマックダウンにいるよりは、完全版でなくても2時間放送枠があるRAWの方に移籍してほしいのですが、こればかりは先の流れを見てみないとわかりませんね。

にほんブログ村 格闘技ブログ プロレスへ

au公式/ビデオパス

-[プロレス入場テーマ曲]プロレス的音楽徒然草, プロレスよありがとう!クレイジーでモンスターな好事家がマニアに捧げるメモリアルブログ