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[プロレス観戦記] がむしゃらプロレスイベント試合あしはら夏まつり

がむしゃらプロレスイベント試合あしはら夏まつり(2018年7月21日(土)会場/北九州市立足原小学校)

昨年のあしはら夏祭りは、華☆激のGT-R興行とバッティングして、華☆激を選択したため、行けずじまい。今年はバッティングもなく、実家からもどってゆっくり休息もとれた。しかし、折からの暑さは夕方になってもおさまらず、車の中は天然サウナ。毎日洗濯しても、すぐ着替えの予備がなくなる有様。

ナビがちゃんと機能したのはいいんだけど、途中北九州市民球場の渋滞に巻き込まれて、身動きできず。それでも30分前にはつくことができた。偶然見つけた駐車場も一台だけ空いていたし。

子どももいない独身の私にとって、小学校に入ることなんてそうそうあるものではないけど、プロレスがあると入ることができる。

足原小学校校門近くにみたような白い箱があるなと思ったら、懐かしの百葉箱。もはや気象観測には使われていないという話を聞いたが、どうも見る限り現役のよう。完全になくなったわけではないらしいのだが、こういうのも学校に行かないとまずお目にはかかれない代物。

以前行った企救丘小学校でも体験したことだが、基本校庭は日向しかない。その中央にどーんとリングが設置されている。見慣れたリングも校庭にあるというシチュエーションだと、異様に感じるから不思議なものだ。しかもこの日はなぜか風が強くて、砂ぼこりが舞い上がるあいにくのコンディション。

それでも、プロレス教室は抽選になるくらいたくさんの子どもたちが手を挙げて、リングの上にあがっていた。

よしもとの漫才挟んで試合に移行したが、ネタの途中でお客さんからキックしてくれる人を募る場面で、 お子さんの1人が下足を脱いでリングに上がっていた。たしかに彼の行動は礼儀的には正しい行動なんだが、熱射病で死人が出ているご時世。夕方とはいえ、靴くらいはいても良かったかな?と私は思った。

▼スペシャル3WAYマッチ(15分1本勝負)
①×力 雷汰 vs ○トゥルエノ・ゲレーロ vs KENTA
(6分20秒)

入場時にKENTAが子どもたちをイスで蹴散らして入場してきたのは、久々に悪役らしい雰囲気があってよかった。なにげない光景だけど、イベントプロレスならではとも言える。

さて、がむしゃらプロレスでは珍しい3WAYマッチ。当然力ははじめての体験。そのせいか、序盤はKENTA対ゲレーロで試合が進み、なかなか力が混ぜてもらえない。しばらくKENTAとゲレーロのまわりをぐるぐる回ってみたり、棒立ちになってみたりという状況が繰り返される。

3WAYというのは別に三人が同時に試合に参加できるわけでもないし、力のように「ハブられる」事態になってもおかしくはないのだが、あまりの長さに痺れを切らした力が「俺も仲間に入れろ!」と散々アピールするが、それでも無視。

結局、ほぼ強引に割って入ることには成功したが、今度はなぜかKENTAとゲレーロが結託。力は先輩ふたりを相手に孤軍奮闘するはめに。ただですら不利な条件で試合しているのに、終盤はスタミナも切れかかっていた。それでも力は休まずに続けようとしていたが、やはりそのような状態では勝てるはずもなく、最後はゲレーロの空中弾に沈む結果となった。

しかし、15日のドランカーマッチで一皮むけた力が中盤見せ場も作ったし、難しい試合形式のなかでよく頑張ったと思う。この日はいなかったけど、HIROYA効果があらゆる面でがむしゃらプロレスをかえつつあるのではないか?と私は思った。

お祭りらしい開放感も手伝って、子どもたちも大盛り上がり。難しいことは考えなくても楽しめる。それがプロレスなのだ。

▼スペシャルタッグマッチ(15分1本勝負)
②×TOSSHI & 鉄生 & ハタケ トオル(おやじの会選抜) vs YASU & ○陽樹 & ノブヒサ(おやじの会会長)
(12分15秒)

おやじの会を交えた6人タッグ。イベントではよくある光景だが、普段の試合ですら危険なスイッチが入りかねない陽樹と鉄生がいる中で、付け焼き刃の練習だけした素人が混ざれるのか?若干心配ではあった。

目に見えてわかる素人と普段から練習しているレスラーとの差は持久力。おやじの会も登場した時こそコーナーに登ってアピールする元気があったが、こういう場合えてして試合が進むにつれてバテバテになることが多い。

それは数々のイベントをこなしてきたがむしゃらプロレス勢は既に織り込み済み。だから試合の立ち上がりは、YASU対TOSSHIや鉄生対陽樹でスタートし、ある程度試合が進行した時点でおやじの会にスイッチしていた。

しかし、予想外におやじの会会長がローンバトルに陥ってしまい、なかなかタッチするタイミングが見出せない。スタミナ切れしているのは明らかなんだが、流れ上、不自然な交代もできない。

そんな状況下でも何とか自力で自軍のコーナーに戻ろうとする会長に、なんと子どもたちから「おやじの会」コールが!これは想像の斜め上をいっていた。プロレスファンだとまず出てこない発想に、おかしくなるやら感心するやら(笑)

誰から誘導されたわけでもなく、自然発生した流れに我々も乗っかって「おやじの会」コールを送ると、不思議なもので会長がほぼ自力でピンチを脱出。

お世辞にも格好いいとはいえなかったが、気持ちは伝わってきた。この気持ちが伝わるかどうかがプロレスでは大事なところで、会長も会長の頑張る姿勢から何かを感じた子どもたちの感性もプロレスに向いていたのではないか?と私は思っている。

試合は8月に後楽園で杉浦透との一騎打ちを控えた陽樹が、ねばるLCRを振り切ってTOSSHIから勝利。勝った陽樹も負けたTOSSHIも、ここ最近はらしくない試合がたくさんあったが、この日の様子を見る限り2人とも完全復調に近いとみた。

最後はYASUがマイクで大会を締めたが、なぜかシメで流れていたのは同じgWoの土屋クレイジーのテーマ曲。本人いないのに(笑)

はじめて参加したあしはら夏祭り。奇しくも小倉祇園と日程がバッティングしていたが、非常にたくさんの人で賑わっていた。こういう地域密着の名もない(失礼!)手作りのお祭りは、個人的には好きである。そして、そういう中でみるプロレスもまた格別。

お祭りの中にあるスポーツ。お祭りの中にあるエンターテイメント。ほかのスポーツではまずありえないコラボ。あらためてプロレスがお祭りと親和性の高い理由がみえた気がした。

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