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[プロレスアルバムレビュー] NJPWグレーテストミュージック(総括編)

2017/03/22

今回はプロレス入場テーマ曲を収録したアルバムレビューをお届けします。第一回目はNJPWグレーテストミュージックシリーズです。

このシリーズは全てオリジナル曲が収録されています。しかしパート1を除くと、オリジナル制作によるオリジナル曲しか入っていません。パート1には、ワールドプロレスリングテーマ曲、エマーソン・レイク&パウエルの「The Score」や、真壁刀義のテーマ曲「移民の歌」(布袋寅泰バージョン)などオリジナル制作でない楽曲も入っています。

未だ未収録な柴田勝頼のテーマも2017年現在収録されていません。版権の問題もあるので簡単にはいきませんが、発売元がかつて版権の枠を超えて、全ての収録曲をオリジナル曲にした「プロレスQ」シリーズを出していたキングレコードだけに、欲を言えば、故・クラッシャー・バンバンビガロのテーマ曲なども入れて欲しいのです。たまに会場で耳にするので音源はあるのでしょう。WWF版のビガロのテーマ曲は昨年末に商品化されています。プロレステーマ曲マニアとしては長く待ち望んでいる音源のひとつです。

最新作まで共通しているのは、オカダカズチカのテーマ曲「Rainmaker」のバージョン違いがどのアルバムにも収録されていることです。私が想像するに、以下の理由があるのでは?と推察されます。

①オリジナルのRainmakerが3分しかない。
②だから、花道の長いドーム大会用にスペシャルバージョンが必要になる。
③人気絶頂のオカダの曲が入っていたらアルバムが売れる

①は一見すると「ドーム大会を想定して最初から長めに作曲しておけば済む」話かもしれません。しかし、悩ましいのは、オリジナルサイズのRainmakerはオリジナルサイズだからちょうどいい長さに収まっていることなんです。

とはいえ、②のロングバージョンは必要なんですが、いかんせん元がよすぎるとどんな曲をつけても蛇足感がぬぐえません。よほど原曲との相性がよくないと、前奏が邪魔になる場合があるということです。故・橋本真也は自身のテーマ曲「爆勝宣言」の前奏(WELCOME TO THE PLEASURE DOME(Into Battle Mix))も含めて、バージョン違いを決して許さないくらいの強いこだわりがあったそうです。元曲を変えてないとはいえ、あまりにも頭がころころ入れ替わるのはあまり感心しません。

そもそもドーム大会といっても今では東京ドームしかやってないわけですし、一回こっきりで使い捨てになってしまう曲というのはどうしても思い入れを持ちにくいものです。そう考えると➂のように「オカダのテーマ曲はとりあえずいれておけ」という感じに邪推されても仕方ないかなと思うのです。













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