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プロレスよありがとう!クレイジーでモンスターな好事家がマニアに捧げるメモリアルブログ(39) モンスター的プロレスコラムその26

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3月3日、新日本プロレスの沖縄大会で本間朋晃選手が邪道選手のDDTをくらい、試合中に意識不明になり、病院に搬送されたそうです(新日本プロレスオフィシャル発表)。

これに近いシーンは長くプロレスを見ていると何度も遭遇します。その度にプロレスファンとしては心がザワザワします。

真っ先に思い出すのは、馳浩選手が後藤達俊選手のバックドロップで試合後生死の境を彷徨った福岡国際センターの事故です。私は試合開始前、少年ファンとにこやかに話していた馳選手の姿を見ていただけに、大会終了後には胸が締め付けられる思いでした。

奇しくも事故がおきた3月3日は昨年急逝されたハヤブサ選手のご命日でした。ハヤブサ選手もまた試合中の事故でプロレスラーとして試合ができなくなりました。一説によると事故当時は高熱があったらしく、それで普段やらないミスをしたということらしいですね。

プロレスでは、選手の体調よりも試合の完結、大会の成功が優先されることがままあります。馳選手の時も試合後搬送されたからか、アナウンスもありませんでした。

断片的な情報では本間選手には頚椎に損傷がみられたと言われてもいます。普段から本間選手は「こけし」というヘッドバット技を煩雑に使用しています。「みんなのこけし」としてブレイクした以上、看板技を手放したくない気持ちもわかります。

しかし、

ヘッドバットの著名な使い手は、皆身体にダメージを蓄積させていきます。故・大木金太郎さん、ハーリー・レイス、ダイナマイト・キッド…

彼らレジェンドの半生はいずれも寝たきり、もしくは車椅子による生活を余儀なくされています。それは確かに彼らが選んだ人生かもしれません。しかし、やはり思い入れのある選手には、できることなら引退後も達者でいてほしいと思うのもまたファン心理です。

本間選手は大日本でデビューし、所属団体を転々とし、新日本に出戻ってきました。外様で出戻りの本間選手が生き馬の目を抜く新日本で、唯一掴んだ生き残るための希望…それがこけしだったのでしょう。

プロレスラーは会場の声援をコントロールしてこそ一流と言われています。しかし、大声援に応えたい人間の心理もまた無視できないと私は考えています。だからこそ、無責任に「こけし」コールを送る会場のファンにも罪はないのだろうか?とも私は思うのです。

確かにお客さんはお金を払って試合を見に来ているのです。でも何を言っても自由だというのならそれは違うと思います。誰が自分の応援している選手が無理を重ねて後年、不自由な生活を過ごすことを望むでしょうか。私はハヤブサ選手のことや三沢選手のことから誰も何も学んでないのか?という憤りさえ感じます。プロレスは危険と隣り合わせ。だからこそ、試合が終わっても五体満足でいられる工夫をそこかしこに施しています。しかしそれでも事故はおきてしまうのです。

選手だって人間ですからダメージは身体に蓄積されていきます。そこを煽り立てるように、コールを送ったり、「もう一回」といったり「飛べ!」といったりすることって、本当にプロレスを愛している人がすることなのかどうか・・・・関係者だけでなく、この一件はファンも重く受け止める必要があると私は思うのです。


 









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