sekapro

プロレスよありがとう!クレイジーでモンスターな好事家がマニアに捧げるメモリアルブログ

*

プロレスよありがとう!クレイジーでモンスターな好事家がマニアに捧げるメモリアルブログ(32) プロレススーパー仕事人列伝⑩ レス・ソントン編・2

2016/12/22

さて、レス・ソントン編の二回目です。今回はタッグマッチで二試合振り返りたいと思います。一つ目は日本ではベビーフェイス同士の対決という扱いになっているビル・ロビンソン&レス・ソントン対ザ・ファンクスです。どうも79年の世界最強タッグ決定リーグ戦の一コマのようです。実況アナ(おそらく松永二三男さん?)が盛んにソントンを「英国紳士」と持ち上げているのがおもしろいです。その英国でもソントンはヒールなんですが・・・

4者ともエルボースマッシュを得意技にしていますが、この試合では惜しみなく披露しています。ソントンの打ち方は同門のロビンソンとはまた異なるフォームですし、ファンク道場仕込みのドリーともかなり違います。エルボーパットの入り方ひとつで非常に面白い要素があるものだなと、見ていて感心しきりでした。

どうしてもこの中ではジュニア王者とはいえヘビー級の3人がフィーチャーされるのは仕方ないのですが、ソントンがファンクスのダブルブレンバスターを腰をおとして阻止したり、ドリー・テリーとも互角に渡り合っているところは、さすがに蛇の穴出身と思わせる場面ですね。ソントンがただものではないところをうかがわせます。最後にドリーの抑え込みを、ソントンが一度はブリッジで返すあたりでは、会場からどよめきが起こっています。おそらくお客さん的にも「大して期待してなかったカードだけど、見たら面白いじゃないか」という感じだったのでしょうね。ロビンソンもファンクス相手に珍しくエキサイトしてますし、結構貴重な場面が次々でてくる貴重な映像だと私は思います。ヘビー級でもあり、名門ファンク家を相手に一歩もひかないレスリングで対抗したのは、ジュニアながら王者としてのソントンの意地だったのかもしれませんね。

さて、今度はソントンがWWFに転戦した時の映像です。当然ですが、こっちのソントンはヒールです。パートナーがザ・スポイラー(スーパー・デストロイヤー=ドン・シャーデン)&タイガー・チャン・リー(=キム・ドク=タイガー戸口)というスーパーヘビー級でしかも実力派の二人というのがすごくて、相手のポール・ローマ&ジョー・ミルト&ゲーリー・スターのベビーフェイストリオはどう考えても分が悪い感じがします。

体格的にはベビーと同格なソントンの出番が多いのですが、序盤で華麗な足払いを決めた後に、流れるようなサイドスープレックスを披露しています。という具合に実はヒール軍はみててもほとんどあくどいことはしていません。むしろもともとテクニシャンの戸口さんが触発されるかのようにダブルアームスープレックスまで披露しているのがおもしろいですね。

ザ・スポイラーはアンダーテイカーが出る前にロープ歩きをやっていたいわば先駆者でもあり、コーナー最上段からのブレーンクローでフィニッシュをとっていますが、まあ圧倒的といえば圧倒的です。悪役サイドの三人は何も悪いことをしてないのに、強いだけでブーイングをもらえるというのはある意味プロレスラー冥利につきるかもしれないですね。

本当はソントンと初代タイガーマスクとの一連の抗争を取り上げたかったのですが、映像がなくてこういう形にはなりました。ですが、私がおもっていた以上にソントンの魅力が伝わったような気がします。特に英国発の映像はなかなか見る機会がなかったのでこういう機会に掘り起こしできたのは、自分的にも大きかったと思います。

my-story-2
%e7%a0%94%e7%a9%b6%e6%89%80%e3%83%90%e3%83%8a%e3%83%bc
%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%90%e3%83%8a%e3%83%bc

%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%83%90%e3%83%8a%e3%83%bc





follow us in feedly

-[プロレスラー] プロレススーパー仕事人列伝, プロレスよありがとう!クレイジーでモンスターな好事家がマニアに捧げるメモリアルブログ