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[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 MAGIC(ビリー・コブハム)

2018/12/06

2016年末にリマスター版が発売

今回ご紹介する曲は、爆弾小僧ダイナマイトキッドが新日本時代に入場テーマにしていた「MAGIC」です。マジックというとマリーンが歌っている同名異曲があって、こちらはキューティー鈴木選手のテーマ曲として使われていました。このビリー・コブハム版のマジックは、1977年に発表されたアルバム「MAGIC」に収められていますが、この「MAGIC」は、何度かCD化されながら、近年は品薄状態が続いており、アマゾンでも一枚8000円以上の高値がついて取引されていました。

テーマ曲コレクターで金に糸目をつけない方は、それでも購入されていたみたいですが、金に糸目をつける私には正直高嶺の花でした。ところが2016年末になって、なんとマジックの Limited Edition, Original recording remastered盤が発売になり、ぐっと高音質、低価格(なんと千円!)でリリースされました。これはもう購入するしかないと即買いして今では毎日聞いています。

このマジックの入場バージョンは全体のほんの数分にすぎません。ぶっちゃけ疾走感あふれるドラムの演奏が聴けるイントロ部分がそれにあたります。ですので会場で耳にされていらした方は、大概の方はこの曲をインストゥルメンタルだと思われているようですね。

リズミカルなドラム

でも入場テーマとして使われていた部分を通り過ぎたあたりから、この曲にはボーカルが入ってきます。一転ジャジーな雰囲気に変わり、曲のイメージも一変します。まさに表題通りマジックとも呼ぶべき鮮やかな転調を披露します。全体で10分強の曲でありながら、決して飽きさせないあたりに名ドラマー・ビリー・コブハムの実力を感じさせます。

マジックのイントロ部分の疾走感は初代タイガーマスクのライバルとして向こうを張った若き日のキッドの姿がオーバーラップしてきます。カミソリといわれたブレンバスターの切れ味や、初代タイガーとなんらひけをとらないスピーディーな動きがめにうかぶようです。

なんといっても実力派ドラマーとしてのビリー・コブハムが奏でるリズミカルなドラムはこの曲の肝といってもいいでしょう。聴いていて非常に心地よく、まさにプロレス入場テーマ曲の中では10本の指に入る名曲といっていいと私は思っています。よくこの曲を選んでくれたなと、本当感謝したいくらいですね。

CAR WARS のイメージは・・・

ちなみに、キッドのテーマ曲は名曲が多く、全日本に移籍した時点で、ビリー・スコットの「CAR WARS」という佳曲に変更されています。全日移籍時では、マレンコ兄弟との一連の闘いで一躍名をあげ、馬場さんをもうならせた名勝負を残していますが、「MAGIC」がキッドだけのイメージがあるとしたら、「CAR WARS」にはキッド・スミス組(ブリティッシュ・ブルドックス)の曲というイメージが私には強く残っていますね。デイビーボーイ・スミスが新日に本格参戦してきたのは初代タイガーマスク引退後のことでしたし、その後ほどなくして全日に移籍し、WWFへ行ってしまうため、スミスに関してはシングルプレイヤーとしての印象はそれほど強くはないですね。

また「CAR WARS」に関してはノア参戦時に、スミスの息子、デイビーボーイ・スミスジュニアも使用したこともあります。スミスに関してはチック・コリア&リターン・トゥ・フォーエヴァーの「JUNGLE WATERFALL」という入場テーマがあるのですが、息子があえて父のテーマ曲を使用しなかったのは、レスラーとしてお父さんを超えたいという強い気持ちがあるからかもしれません。いずれ総合進出も視野にいれているスミスジュニアですが、上背ではすでに親父さんを超えてますし、親父さんもとっていないIWGPタッグのベルトも戴冠していますから、不自然な体作りに走ることなくお父さんの分まで現役を続けてほしいなと私は願っています。

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