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[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 The Heat Goes On

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プロレス的音楽徒然草 The Heat Goes On

新日本が迷走し始めた

本日はエイジアの「ヒートゴーズオン」をご紹介してみましょう。この曲は初代タイガーマスクの突然の引退に伴い、新日本プロレスが急遽後釜に据えたマスクマン、ザ・コブラの入場テーマとして、プロレスファンにはつとに有名です。

正直ドル箱であった初代タイガーマスクを失って正直新日本プロレスが一番迷走し始めていた時期でもありました。

あっと言う間に

団体側が何となく言い知れぬ不安や苦悩を、一気に解決すべく撃った起爆剤がことごとく不発に終わるということを繰り返していたため、それがやはり反映されたのか?

抜群の運動神経を持ち、ビルドアップされた肉体美を誇ったにも関わらず、あっと言う間にザ・コブラは姿を消してしまいました。

いくらおぜん立てしても

迷走しているときというのはいくらおぜん立てしててもうまくいかないものです。

団体がライバルとして用意した コブラの日本デビュー戦での相手、ザバンピート が試合前突然マスクを脱ぎ始め、正体がデイビーボーイ・スミスであることを明かしてしまったり、そのスミスとタッグを組んでいた、かつてのタイガーマスクのライバル・ダイナマイト・キッドともども全日本プロレスに移籍してしまったり・・・

新設されたIWGPジュニアヘビー級初代王者には、当時全日から移籍してきた越中詩郎が初代王者になってしまいます。

格闘スタイルに傾倒

そんなコブラの唯一の名勝負が新日に格闘スタイルを持ち込んだ高田延彦戦でした。

これはひとえに高田の技量によるものだと今でも思っていますが、素顔になったコブラはこれに味を占めたのか、本来生かすべきバネを生かした空中戦を封印し、格闘スタイルに傾倒。

プロレスは簡単ではない

ますます何がしたいのかわからない選手になっていってしまいます。

ひとりの選手生命を大きく狂わせたという意味では、望まないタイミングでの変身というのは、才能ある一人のレスラーを不幸にしたともいえるかもしれません。

もっともスター性だけでやっていけるほどプロレスは簡単ではないのですけど。

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