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[プロレスブログ] 200%元気になれる!世界プロレス式コミュニケーションガイド研究所長による発想の転換のすすめ(9) 限界を知る

2016/11/05

今回は限界を知るというお話です。

やはり人によって持ちうる興味の程度や種類には違いもあります。ですから「好き」の度合いを他者と競争することは不可能に近いといえます。他人も価値観と自分の価値観がたまたま近かったということはあるかもしれません。ですがそれは決してイコールではないのです。

たとえばプロレスLOVEを公言している武藤敬司選手は.「俺達の根底にはプロレスへのLOVEがある」と言い切ってはばかりません。しかし、その裏では長年のレスラー生活によって満身創痍な身体を引きずって闘っています。特にひどいのが右膝の怪我で、すでに4回も手術しているそうです。膝を故障したのは、若手時代に得意技としていたムーンサルトプレスを多用したためです。成功しても、失敗しても、膝を強打するムーンサルトプレスは武藤にとって、海外で這い上がるために、膝の痛みをこらえて使用し続けた代償だったそうです。

現在、怪我した膝は真っ直ぐ伸びず、300メートル以上は休み休みでないと歩けない上、膝への負担を軽くするために日常では車椅子を使用することもあります。かつて晩年の馬場さんが若手の方を借りて歩いていたことを思い出すと、「武藤よ、お前もか」と年齢の近い私などは切ない気持ちにもなります。そりゃ、入門時の坊主頭時代から知っている選手ですからね。若くてはつらつとしたイメージが昨日のことのように脳裏に焼き付いていますから、寂しくて当然というものです。

その現在の武藤敬司が、試合中にロングタイツを愛用しているのは、テーピングでガチガチに固めた膝を隠すためですが、このテーピングの部分を相手に直撃させることでひらめいたのが、今の必殺技である「シャイニングウィザード」だったといわれています。まさにケガの功名!ムーンサルトを温存しても、お客を満足させるところが天才たるゆえんでしょう。その閃光魔術をひっさげて一度リングに上がれば、膝の怪我を思わせない闘いぶりを見せるところこそが、レスリングマスターたる所以ですよね。

プロレスラーだと武藤のような「覚悟」を見せるのもひとつのありかただと思います。ではプロレスファンだとどうでしょう。一番わかりやすいのは観戦数という基準があります。しかし、それでいうと地方のプロレスファンは都会のプロレスファンに叶わなくなります。最近でこそ地域密着型団体も増え、地方のプロレスは飛躍的に興行数を増やしていますが、反対に地方に足を延ばすプロレス団体が少なくなったため、実感できるほど地方のプロレスが増えた感じはしていません。ですから数の多い少ないで思いを測るのは無理があるわけですね。このように誰もが納得しうるモノサシが存在しない分、限界もわかりにくいわけです。

確かに人の好きと自分の好きは比較できません。けれど、自分の中の好きはランク付けできるはずです。したくて、しなければならないことと、したくなくて、しなくてもいいことなら、どちらがあなたにとって上にくるか、自分なら答えを知ってますよね。そしてどっちを先にすべきかの答えは自分が持っているのです。

ところがこれらはカテゴリー分けしてはじめて自分の想いの差に気づくので、整理しない限りは順位付けはまずできないでしょう。ですから、私もプロレスの魅力を多くの方に伝えたいのですが、だからと言って無理強いすることはしたくありません。なぜなら私にとっての好きとあなたの好きが違うからです。付き合いで仕方なく見に来ている人が横にいても私も楽しめません。ファンの数だけ増やす目的でプロレスをみているわけではないからです。

もし、そうでなくて、プロレスが本当にあなたにとって、末長く付き合いたいジャンルであるというのであれば、私もその「好き」を全力で応援したいと思っています。

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