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[プロレスブログ] 200%元気になれる!老害プヲタ・cocoroharadaの発想の転換のすすめ(5)失敗は何度してもいい

2018/04/08

 プロでも失敗はする

今回は「失敗」のお話です。ちなみに、最近はあまり名乗っていないんですが、私は一応カウンセラーでもあります。カウンセラーだから人間関係で失敗しないとなぜか思われているようなので、書いておきたいのですが、私は普通に失敗します。

もちろん反省はして次には繋げますが、人間って実はそこまで完璧ではありません。ですから同じ間違いを何度もします。でも問題はここからなんです。

このコラムはプロレス寄りに書いてますので、プロレスのたとえ話をしますが、元・全日本プロレスで90年代に「四天王時代」を築いた川田利明選手は、若手時代にデビュー戦以来、引き分けを挟んで205連敗を喫しています。

この結果だけをみて、あなたはどう思うでしょうか?もしかすると、「プロなのに何回も同じ間違い(敗北)して恥ずかしくないのか?」とか、「負けから何も学習しないで何をやっているんだ?」とか思われるかもしれません。ですが、受け止め方は人それぞれです。

その後、川田選手は天龍同盟に加入し、故・冬木弘道(サムソン冬木)さんとともに「フットルース」というチームを作ってアジアタッグ戦線で活躍しました。アジアのベルトが若い世代によって争われるようになったのは、川田・冬木組の功績が大ですね。

才能は最初から目覚めてはいない

選手の大量離脱があってからは、故・三沢光晴選手らと超世代軍を結成。ジャンボ鶴田さんらと激しい試合を展開していきます。そのジャンボ鶴田選手が一線を引いてからは、川田選手は、田上選手と「聖鬼軍」を結成して、今度は超世代軍と激しい闘いをしていくようになりました。四天王プロレスと呼ばれた中でも、川田選手は全日本の強さの象徴になっていったのです。

川田選手の事例を引き合いに出したのは、ここから様々なことが読み取れるからです。負けても負けてもくじけなかったメンタルの強さ、それを支えたであろうファンの声援、可能性を信じて辛抱強く見守った先輩選手や団体…。そういった要因も想像できます。

いずれにしても、一度の敗北が万死に値し、プロ失格の烙印が押されるのであれば、川田利明というスター選手は誕生しなかったのです。今では、川田選手をプロ失格などという人は誰もいません。

人間には本人も知らない可能性がたくさん眠っています。しかし、それは最初から目覚めているとは限りません。もうひとつ全日本つながりで、2018年現在の秋山全日本のレギュラー選手になっているウルティモ・ドラゴン選手の例をお話ししましょう。

彼はもともとレスラー志望でしたが、身長が低い(昔は身長180㎝以上ないと入門すらできない時代があったのです)という理由で、日本ではプロになることはできませんでした。

そこで彼はメキシコにわたり、むこうでライセンス(プロレスのライセンスを発行しているのはメキシコだけです)をとってプロ選手になりました。のちに日本で本格的ルチャリブレ(メキシコ式のプロレス)を見せる「ユニバーサル・プロレス」の初期エースとして活躍後、再びメキシコにわたってウルティモ・ドラゴンに変身。

日本ではSWS→WARで活躍しつつ、アメリカにも活躍の場を移し、WCWのクルーザー級を活性化させた立役者のひとりとなり、WWEへ移籍。彼のきれいなフォームのムーンサルトは、アメリカでは「アサイ・ムーンサルト」と呼ばれるほどの知名度を誇ります。ちなみに、日本の軽量級の選手で、アメリカ・日本・メキシコで絶大な知名度を誇るレジェンド・獣神・サンダーライガー選手もまた、メキシコでプロになった選手の一人です。大型選手に人気が集まりやすいアメリカにおいても、ウルティモ・ドラゴンとライガーの名は「別格」なのです。

 自分が信じる自分を信じる

一方で、ウルティモ選手はメキシコで闘龍門というプロレス学校を設立。ここから多くの才能が巣立っていきました。今活躍しているドラゲーのベテラン選手や、新日本プロレスのオカダ選手も闘龍門出身なのは有名な話ですね。

もし若き日のウルティモ・ドラゴンが日本で夢をあきらめていたら、ドラゲーもレインメーカーもこの世には存在しなかったのですから、つくづくどこで人間の才能というのは覚醒するのかわかりませんよね。

で、最初の話に戻るんですが、プロのカウンセラーというのはいくつもの資格を持ち、大学院まで心理学を学び、厳しい試験をくぐり抜けた完璧な人が名乗るものというイメージが私にもありました。

が、実際は学びながら失敗しながら、成長しながら、プロとして、人間として成長していくものなんだな、と最近は思えるようになりました。

そう、プロなのに失敗はします。プロでも失敗します。何回も何回も。でも肝心なのは「人から責められる自分はダメだ」と他人の叱責に乗っかって自分が自分を叱責しないことです。人に批判されれば誰しも不安になるし、悩みのもとにもなります。

しかし、自分の味方として自分がいる感覚を内蔵レベルにまで落とし込めるとかなり心強いのではないでしょうか。これは私が現場で繰り返し繰り返し自分の中に落とし込んでいって身に付いた感覚です。自己肯定感が低かった私はこれで、どうにかいっぱしの人間として生きていくことができるようになったと思っています。

あなたも、たとえ他人が信じなくてもいいので、自分が信じる自分を信じてあげてくださいね。

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