[プロレス観戦記] イベント試合:第8回吉岡稔真カップ争奪戦『小倉競輪イベント~GAMSHARA WRESTLE KINGDOM PartⅡ』(2014年8月23日)

イベント試合 第8回吉岡稔真カップ争奪戦『小倉競輪イベント~GAMSHARA WRESTLE KINGDOM PartⅡ』

2014年8月23(土)北九州メディアドーム

写真はこちらから

[プロレス観戦記] がむしゃらプロレスイベント試合『きくがおか夏祭り2014』2014年7月26(土) 会場/企救丘小学校)
がむしゃらプロレスイベント試合『きくがおか夏祭り2014』観戦記(2014年7月26(土)会場/企救丘小学校)イントロダクション今回ははじめていく場所だし、学校の近所には得てして関係者以外の駐車場もないだろうと見越して、下関まで...

イントロダクション

本年二度目のメディアドーム大会。前回の反省を生かし、リングがドーム中央に、端に歌のステージがあり、子ども向け遊具も設置。ただし、全てがレース開催が前提になっている。わずかばかりしかいない競輪目当ての有料入場者と競輪が優先されるメディアドームルールは相変わらずである。これはがむしゃらプロレスに文句言ってるのではなく、ドームの運営もとの北九州市にいいたいのだが、競輪場としては、一般客に競輪の魅力を知ってもらいたいたくて、こうしたイベントをうってると思う。

だが、正直もうその訴求効果はないんではないだろうか。競輪場なんだからまず競輪ありきでいいじゃないかというかもしれないが、イベント主体にするか、競輪オンリーで勝負するかしないと、アリーナのお客が有料のスタンド席に移動してくることはもう考えられないように私は思う。

オープニング

だいたい仮面ライダー鎧武のショーにはたくさんの子どもがつめかけ、撮影会にはスタンド席の客の数倍の列ができる有様がそれを証明していよう。

レース中の鳴り物禁止に伴い、BGMすら流れないアリーナはただですら閑散としているのに余計に寂しさを増すばかり。イベントもレースにあわせるため、全ての催しがぶつ切りになる。せめてプロレスの試合中はビジョンに競輪うつさなくてよくないか?と、イベント目当てで来ている私なんかは思ってしまうのだ。

ハンディカメラがないから新日本みたいにリアルタイム映像でなくていい。ただ、カードと選手写真がうつしだされるだけでだいぶ雰囲気も違う。おまけに音が上に抜けていくドーム独特の音響と全然冷えない冷房(試合終了後外に出たら外の方が涼しかったくらい)もあってとにかくこの日は試合に集中しづらかった。

第1試合(14:30〜)GWA Jrヘビー級選手権試合(30分1本勝負)

《挑戦者》○L.O.C.キッドvs●TA-KI《王者》

観客的にもやる気がでないなか、臨時レフェリーの久保さんにしろ、闘ったふたりにせよ、モチベーション維持がたいへんだったのではないだろうか?キッド的にはドームの借りをドームでかえしたい気持ちはあっただろうけど。救いは前みたいにレース開始前には試合を終わらせないといけないプレッシャーからは解放されていたことぐらいか。ぶっちゃけ見る側も翌日のあるあるCITYが本番というイメージが強いし、そういう意味では気の毒なカードだった。一度目はがむしゃらプロレスの夢が結実した感動があってスカスカな入りでもそれなりに思うところがあったけど、二度目もドーム側の対応が同じじゃなあ。

そんな中ふたりは本当によく闘ったと思う。基本的な技の攻防から派手な技の応酬までやはりこのふたりにしかできない試合をしていた。ただ、チャンピオンが気の毒だったのは、翌日もタッグのタイトルマッチが組まれ、しかも相手がパンチくんとダイナマイト九州という、ある意味マスクドPTとスミスが組むより面倒な相手と闘わないといけないのが、モチベーション維持の点では難しかったかもしれない。

そういう意味でジュニアのベルト一本に固執していたキッドの執念がわずかに上回ったということかなあ。試合後YASUがリングにあがり、師匠キッドに春のジュニアトーナメントで得た挑戦権行使を表明。師匠越えとタイトル奪取の両方を宣言してやっと世代闘争らしいシーンをみることができた。ジュニアの派遣はやはり若い世代が挑まないと、面白くないからね。

第2試合(17:34〜)プロアマ混合8人タッグマッチ(30分1本勝負)

藤田ミノル & ●TOSSHI & 陽樹 & 鉄生 vs 久保希望 & ○SMITH & YASU & ジェロニモ

1部と2部の間に観戦記を書いて、別ステージでの仮面ライダー鎧武ショーを楽しんだ後、再びアリーナに戻って鎧武とバロンとの撮影会が行われた。その列の中になんとドバイからわざわざドン・タッカーが降臨していたのが面白かった。あとで聞いたら鎧武は友人だという。わざわざ駆けつけるとはさすが!

さて、スタンド席が相変わらず閑散としてる中、撮影会も終わらないうちに反対側ではトッキュー1号の撮影会がはじまってしまった。どうしても競輪のレースの幕間でイベントは絶対におさめないといけないらしい。イベント主体で見に来てて競輪はどうでもいいとおもってる私にとってはせわしないことこの上ない。実はこれだけ余裕とってなお、レースの邪魔にならない配慮をしないといけないというのが、なんとももどかしい。やっぱりレースありきのイベントの開催はもう無理だとしかいいようがない。

そういう意味でいうと第一試合もそうだったけど、この第二試合はもっとせわしなかった。それでも見どころはたっぷり詰め込もうとしたんだろう。普段なら味方3人の陰に隠れて絶対楽をしてそうなスミスが、翌日対戦する鉄生や、春に対戦したTOSSHIと積極的に絡んでいたのが、意外といえば意外だった。かたや藤田ミノルもこれまた積極的にがむしゃらメンバーとからもうとしていた。

特にジュニアの次世代を担うYASUにはかなり厳しい攻撃をしかけていた。

ほかにも相変わらずの火種になっている鉄生と陽樹の絡みや、意外と新鮮な久保対藤田などもっとみたい絡みがたくさんあったんだけど、乱戦につぐ乱戦でどさくさまぎれに一斉攻撃を受けたTOSSHIがスミスのダイビングエルボーで沈んでしまい、第1試合同様やっぱり約9分で試合終了。

翌日GWAヘビーに挑戦する鉄生は体も一回り大きくなっており、スミスを迫力の攻撃で吹っ飛ばしていた。それぞれが思惑を抱えて、その中で、できる範囲での前哨戦という形にはしていたと思う。

試合終了後、仕事の関係でそうそうに立ち去らざるを得なくて試合後のイベントには参加できなかったけれど、やっぱりこの会場でプロレスはあまりみたくないかなあ。

後記

がむしゃらのよさも競輪の魅力もこれでは伝わらないと思う。レースありきというよりイベントに丸ごと貸し出すくらいのことをしないと、メディアドームはいつまでたっても不良債権よばわりされていくんだろうなあと思わずにはいられなかった。

競輪という要素をさっぴいてもドームでみるプロレスはどうしても大味になるし、それが満員ならまだしも閑散としてると本当にうすらさびしいものがある。

まあ翌日にも大会があって、場所が劇場だけにより集中しやすい環境こともあるんで、今回はまあしょうがないよねというところで済ませておこうと思う。

本当がむしゃらでなくても、こういう競輪ありきの形式で試合したら、どの団体も名勝負は生めないだろうね。まあメディアドームという普段はいらない会場でプロレスをみられたという記念にだけはなったかな。

プロレス観戦記
プロレス観戦記についてブログの肝ブログ「sekapro」において、肝の一つに据えているカテゴリがプロレス観戦記です。そもそもは自分が観戦した大会の備忘録代わりにはじめました。スタートしたのは、1996年くらいからです...






follow us in feedly

タイトルとURLをコピーしました