*

[プロレス観戦記] 華☆激博多エストレージャ(2013年3月3日 さいとぴあ多目的ホール

更新日:

華☆激博多エストレージャ(2013年3月3日 さいとぴあ多目的ホール:観衆:132人)

イントロダクション

DDTが13時開始の15時半終了。華☆激が17時半開場の18時開始。時間はたっぷりあるけどいかんせんさざんぴあの周りにはイオンしかない。仕方ないのでまたさいとぴあに戻ってDDTの撤収の模様をぼんやりみていたら、女子高生ファンににやついてる「冴島勇人」や、売れ残ったばってんTシャツを、遠藤や木曽レフェリーに強奪されてるばってんとか、レアな光景が次々と目の前に・・・・

なんか今日は神が降りてるよなと思うくらい面白いことがおこっていたのだが、実はこの流れはそのまま華☆激の興行にもおりていたのだ。

オープニング

試合前のアステカさんの挨拶(これがまた相変わらずゆるいというか^^あ、変わってねえなあとこの時は思っていた^^)DDTのプロレスをはじめてまともにみて「世の中にはこんなプロレスがあるんだねえ」とのんきなことを言っているし・・・^^

前日に小川さんの営業成果である華☆激カレー&コーヒーをfacebookで「インスタント」と紹介してめちゃくちゃ怒られた話を嬉しそうにしていた^^さすが伝説の神獣^^付き合い長いけど相変わらず伝説を作りまくってる^^

まあこの時はインスタントかどうかは別にしても飲食禁止の会場で消えもの(食品)を売るってどうよ?と小川さんの発案をつっこんでもいたんだけど^^そもそも代表が自分とこの商品をリング上から突っ込んでどうすんだ?という疑問は残しつつ選手入場。

DDT勢と華☆激勢を分けてリングに立たせるが対抗戦ムードは0に近い。なんかアステカさん一人だけが「DDTとは同期団体ですので」とか「俺はDDTのプロレスが嫌いだ!」とかいってるだけでほかの選手にそういうムードはなし。そもそも華☆激対DDTは一試合目と三試合目だけだし、二試合目は小川さんと大社長がタッグ結成してるし・・・

第1試合 30分1本勝負

○アステカ&KING(19分12秒 片エビ固め)ヤス・ウラノ&遠藤哲哉●
※聖スプラッシュ

華☆激タッグ王者チームが第一試合。これも珍しいというか、なんというかだけどヤスはどうも気乗りしてない感じ。遠藤は他団体経験が少ない分、勉強しようという意識ははっきりしてたけど、試合は完全にヤスペース。そもそも真っ向勝負してくると生きる華☆激の持ち味を地味に殺しにかかってる時点で実はふざけてるように見えるヤスが本気で潰しにかかってるのは明らか。見た目遠藤に任せたふりをしつつ、試合を壊すか壊さないかという微妙なラインで組み立てていた。

こういうのらりくらりとかわしていくタイプは正直今の華☆激ではいないし、アステカはともかくKINGはかなり闘い
づらかったろう。

なんか時間がやたら長くて間延びしそうになっていたところへヤスが急に遠藤に試合をまるなげ。そのまま華☆激勢が攻め込んで勝ってしまった。

試合後遠藤を蹴飛ばして不機嫌そうに帰るヤス。やっぱ試合前のアステカマイク(DDTが嫌い、発言)が気に食わなかったのかな?変なところで対抗戦っぽいという試合になっていた。

第2試合 30分1本勝負

小川聡志&○高木三四郎(12分48秒 エビ固め)上田馬之助&アズールドラゴン●
※シットダウンひまわりボム

DDTにいるとどうしても代表という顔がちらつき、プレイヤー・高木三四郎としての評価はしにくい。みてる側として
はね。だから他団体に参戦すると純粋にレスラー・高木三四郎になれる分、気持ちが楽なのか?あれだけ自団体でも自由に試合してるようにみえる大社長が、見たことないくらいにイキイキしてる。

客席に乱入してこどもたちとFIRE!やったりマッチョオヤジ小川さんを上手に炊きつけたり大型の二代目上田馬之助との対戦を楽しんだり本当嬉しそうだった。

多分だけど、綿密に興行を計算してる九州プロレスより華☆激のほうが絡み甲斐はあるんだろうなと思う。

でもそれは華☆激のDDT化を狙ったものではなくて今の華☆激をより面白くしたいという大社長の願いだったと思うし、
そこは見事にヒットしたと思う。

やっぱDDTの初期って見てないけどおそらくこんなグダグダ感の中で皆が皆DDTにあがりたいという中一人だけ頑なにDTのプロレスを拒むアステカに対する別な意味での闘争心もあったんだろう。

とにかくあのなかなか盛り上がらないことで有名な小川の「オイさ!」が盛り上がったのは、やっぱ大社長のおかげだろう。そもそもショーアップされたプロレスが好みな小川にしてみれば本当にやりたいことが見つけられた試合だった気がする。普段は声援の集まるダーサイドFTOチームも生き生きと仕事してたし^^

そして試合後、すっかり意気投合した大社長組。大社長は「さっきアステカさんにDDTのプロレスは嫌いって言われましたけど俺様は華☆激が大好きだ!」と絶叫。しかもちゃっかり物販の女性に粉かけることも忘れない(後で写メまで撮ってたし、ガチで気に入ったんだろう^^)

一方小川は「アステカはあんな事いいましたけど、僕はDDTのプロレスが大好きになりました!」とこっちもまさかのDDTラブコール!TOP2の方向性に「違い」が発生。そのままノリで大社長とタッグ結成→タッグ王座挑戦という流れになったけど、果たしてどうなるかな?7

第3試合 45分1本勝負

○MIKAMI(16分35秒 片エビ固め)新泉浩司●
※スワントーンボム

もともとはここにHARASHIMAが入っていたんだけど、アステカさんとのみちのく時代の縁から考えたらMIKAMIで正解だったと思う。MIKAMIの新弟子時代によく相談にのっていたアステカの一番弟子を迎え撃つという役割はやっぱMIKAMIのほうがあってる気がした。新弟子時代の三上恭平がMIKAMIとしてアステカに恩返しする。最高のシチュエーションになっていた。本当怪我の巧妙だよねえ・・・

普段は勢いとバチバチファイトで会場を沸かす新泉にとっても硬軟自在にするすると試合を進めていくMIKAMIのようなタイプとの試合はきっと財産になったと思う。

MIKAMIもやっぱ藤波さんから吸収したんであろうテクを存分に披露。一つ一つの技がより確実にそして丁寧になっていた。かと言って軽くもない。

というかむしろMIKAMIの攻撃は重い!それでいてすかすところは思い切りすかすので、新泉は自分のペースを作れない。でもこれも勉強だと思うのだ。

なかなかこういうチャンスはないからね。試合前「代打ホームラン」宣言していたMIKAMIがきっちり勝ったけど、新泉ももっと強くなってまた挑戦して欲しい。

ここで休憩が入ったのだが「消えものなんかありえない」とアステカさん自身に言われていた小川さん肝いりの新商品
はなんとほぼ完売!戦前の予想を大きく覆した結果になった。これはびっくり!まあ華☆激の二大代表はどっちも似た者
同士という印象はあったけどビジネスマンとしては小川さんの勝ちということですな^^ってか今思ったけどアステカさんが修行してたメヒコにはタコスという消えものが普通に売ってるじゃんと思った^^まあ、さいとぴあでは売れないけど^^
(会場の規制の関係で)

第4試合【博多ライトヘビー級選手権試合】60分1本勝負

○<挑戦者>エル・サムライ(15分25秒 片エビ固め)<王者>コスモ☆ソルジャー●
※雪崩式リバースDDT(*コスモが7度目の防衛に失敗。サムライが第13代王者となる。)

試合前いろんなスポンサーが紹介されていたがここまで離合集散を繰り返しながらそれでも新しいスポンサーが現れるのが華☆激の七不思議。そして歴代で今が一番客層がまとも^^一時期は本当物騒な感じだったから、変わればかわるものである。

しかし一抹の不安は実戦からすっかり離れてるサムライのコンディションだった。出てきたら本当晩年の馬場さんみたいだったし・・・・・(あの身長で80kg台ではねえ)なんかげっそりという言葉が似合うほど落ち武者感たっぷり・・・・

これは期待した試合とは程遠い・・・と覚悟をきめたのだが・・・なんとそのサムライが動けるのだ。そりゃ飛んだりはねたりはほとんどしなかったがアクセントで決めていくチキンウィングアームロックが実に効果的。時に間合いを外し時にスタミナを奪い、時に勝負を決めにいく。巧者のコスモもアンクルで応酬。一つ一つの技を丁寧に決めていく姿勢は2人とも本当に見事としかいいようがない。

この2人にしかできない重厚な試合展開には息を呑む暇もない。しかしサムライはどう見ても過去の貯金だけで試合してるようには見えない。実戦勘も全く衰えてない。その上細くなったのに技のキレはむしろ前より鋭い。アームロック攻撃が効果的だったこともあってスイングDDTはじめ上半身狙いの攻撃がコスモを大いに苦しめた。

いや~ライトヘビー級なのにこの重厚感。これぞタイトルマッチという見ごたえは完全に予想を覆された。これメインで大正解ですよ。本当素晴らしい試合だった。最後の雪崩式リバースDDTは説得力十分だったし、ジュニアでもこういう重い試合ができるということで暗に空中戦に頼る若手に一石を投じた試合でもあったと思う。コスモの「本格復帰してまた俺たちの壁になってください」というマイクは感動的だったし・・・・

だが試合後再びグダグダの予感が・・・リングにあがり挑戦表明したのは小川とKING。しかし実はサムライもしゃべらせると「危険人物」になる。あの声では何言ってるかわかんないし^^小川とKINGは空気読めないし^^

案の定サムライは「挑戦者は俺が決める」と一蹴したのだが全く空気読まない小川は「よ~しKINGと俺で勝った方が挑戦」と勝手に決めてしまい、「俺もてっぺん目指す」と「中年の星」宣言をしてしまった。確かにキャリア8年の選手が言うと盛り上がる場面なんだけどいってるのがアラフィフの小川だしねえ。とても未来は感じられないしwww
かといって若いKINGがいっても説得力ないというのがトホホなところで・・・・というか計算してないのになぜリング上にこの三人が残るかなあ???

その上サムライのテーマが流れてるのにKINGが勝手にマイク持って締めの挨拶しはじめてしまったんで、せっかくのタイトルマッチの余韻もグダグダ^^しかも挨拶の間もテーマ曲は流れっぱなし。

しかしこれを計算してやってるDDTにしてみれば、わざとでなく本気でやってこうなってしまう今の華☆激はやっぱ
「かなわない」ということになるんだろうなあ^^予測不可能な華☆激の底力というか、この展開は神がかっていた。

その上、KINGのしめの挨拶誰も聞いてないし^^

後記

いろんな意味で予想を超えた大会だった。やっぱたまに来ると華☆激は面白い!「いろんな意味で」ね^^

マニアと子どもにはやたらウケがいいという点ではちょっと稀有な大会でもあった^^こんなの計算したって中々できるもんじゃないし^^もちろん私はおおいに喜びましたけどね^^






follow us in feedly

-sekapro, プロレスリング華☆激観戦記, プロレス観戦記

『FREEDOMS vs がむしゃらプロレス 対抗戦』

Copyright© sekapro , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。