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[プロレス観戦記復刻版] ゼロワン下関大会「凄くあれ」レポート (04.11.16 TUE 於.海峡メッセ下関展示見本市市場)

2018/07/23

PROWRESTLING ZERO-ONE凄くあれ第4戦
山口県海峡メッセ下関大会(観衆 1200人 満員)

最近何かと災難なゼロワン。現実を忘れさせてくれるにはちとヘビーかな。4月の小倉も空気重かったし。やっていることは皆さん一生懸命で好感が持てるのだが、どこか何か歯車がかみ合っていない。天気もちょっと前までの暖かさはどこへやら、急に薄ら寒くなって何かを暗示しているのか...試合開始は午後7時。

この日の客層はほとんど選手の身内で固められていて、一番遠い山口鴻城高レスリング部ご一同の到着に配慮されていた予定時間と推察されます。隣市北九州からは浪口のご両親と阿蘇山関連。ちょっとむこうには山笠ジェット信介の出身地もあり、本州に目を向ければこれまた近隣小野田からは<藤田ミノルの近親、そして遠方山口市からは例によって大谷パパが参戦。

最初の内は数えるほどだった場内も気が付けばかなり埋まっていました。しかしほとんど招待券と、割券ばらまいた結果で実数にすると赤字だったのでは?

で、そのまだがらがらだったころ。入り口で招待券や自由席が例によって、前の方の席と交換となっていたのですが、もぎりが素通りさせてしまったため、一部未交換になってしまったのです。私も素通り組で、メディコさんと二人で適当なところに座っていたのですが、いきなりバイトが座席チェックを始めたのです。

がらがらの地方大会であり得ないことをするものです。結局移動させられる羽目になったのですが、よく見ていると交換された券の人達が端から順に座っていっている様子。普通だとまんべんなくどの方向にも人がいるように入れるものですが、一方角だけ埋めていくというのも変。

多分入り口でおいてある券を上からそのまま考えなしに交換した結果なのでしょう。

結局かなり遅くなって四方が埋まったのですが、あのままほっといたらかなりいびつな光景になったことでしょう。

トラブルというほどではないのですが、どうもゼロワンのチケット関係ではいい思いした試しがない。

1 ○阿蘇山 VS●山笠Z゛信介
7分46秒YAMAカンラナ→エビ固め

何の前ふりもなくカード変更。新日本のことどうこういえんでしょう。浪口ご両親に配慮した結果?私はみちのくを生で見たのは一回きりなのですが、たぶんみちのく関係選手としては阿蘇山が一番見ている選手になるかも。それにしても毎回火薬のにおいが臭くてたまらんです。気管支炎をおこしてる身としてはつらかった。

2○レオナルド・スパンキー&スペル・クレージー VS 佐々木貴&●浪口修
13分46秒スパニッシュフライ→体固め

私はDDTを見たことがないし、よく知らないので佐々木貴(当時DDT所属)のことも知りません。初めてみた印象としては世界級の外国人選手たちと対峙しても見劣りしなかったということと、会場全体がよく見えている選手だなということで決して悪くはなかったです。浪口応援団が一生懸命盛り上げようとしていましたが、全体の反応は今ひとつ。試合自体は悪くなかったのに。

3○高岩竜一&日高郁人 VS ペンタゴン&●ミステリオッソ
13分28秒 餅つき式パワーボム→エビ固め

ルチャドール組は空中戦主体というより高岩よりのパワーファイターといった感じ。思ったよりごつごつとした試合になりました。ルチャというよりストロングスタイルのジュニアの試合といった趣向。関係ないけど阿蘇山と思しき選手が試合後、プライベートマスクでペンタゴンのマスクかぶってうろうろしていました。かなりまぎらわしかったです(笑)

4 佐藤耕平.●崔リョウジ VS ○横井宏考.葛西純
15分14秒 ストレートパンチ→片エビ固め

横井は得意技にスピニングチョーク等関節技をあげていることが多いけど、私が見た試合の全てが右ストレート一発で決まっていて、この日もそう。売りにするなら最低かける素振りだけでも見せて欲しい。もしくは必殺技をストレートに改めるとか。格闘系というより一生懸命プロレスしようとしている努力は伝わってきましたが、盛り上がりはこれも今ひとつ。

休憩はさんでこのままではいかんと思ったのか、さらなる試合変更。

5  ◆NWA UNヘビー選手権試合60分1本勝負◆
王者○大森隆男 VS 挑戦者 ●スティーブ・コリノ
15分50秒アックスボンバー→片エビ固め

例によってファイアーで高木三四郎のポーズを決めるコリノ。当然無反応。タイトルマッチ認定も何もなく唐突に試合開始。コリノはいつの間にか体格も大森に見劣りしなくなり、技の一つ一つに説得力がでてきているのがよく、オールドファッションなスタイルにひと味くわえたタイトル戦らしい試合運び。適度にセコンドを使い、レフェリーを巻き込みといった策略が実に絵になるようになったのがいい。

しかしその悪役ぶりがヒートを買い損ねている要因がこの日の大森の不人気ぶり。ここまでお膳立てしてもらっているのに、ベビーフェイスのへなちょこぶりと、売りにしているはずのアックスボンバーがしょぼしょぼで、これなら今の歳のホーガンだってまだまともに打つぞいった感じで説得力ゼロ。

コリノには悪いけどこれがメインでなくて本当によかった。

6 ○大谷晋二郎.藤田ミノル VS 田中将斗.●佐々木義人
14分17秒スパイラルボム→エビ固め

ここまでの盛り上がりの悪さに、ここぞとばかりに山口県郷土色を全面に押し出した当初はセミだったカードがメインに昇格。いつの間に付いたのか大谷組には「チーム山口」なる名称がつき、炎武連夢ばりのポーズで入場。コールも「地元山口県小野田市出身、山口県のヒーロー藤田ミノルーっ」などと露骨。

紙テープもここぞとばかりに投げ入れられお膳立てが整いすぎてちょっとやだなと思ってしまった。しかし試合の中で一番頑張っていたのは佐々木義人でした。

藤田と打ち合っても一歩も引かず、最後こそ唐突に大谷のスパイラルにやられはしたものの、ここでのし上がろう、生き残ろうという意識の強さみたいなものをこの日の誰よりも感じられた試合でした。お膳立てに乗っかるだけが全てではない。

この日の佐々木の意地には心に来るものがありました。

凱旋マイクはやはりいつもより長め。「面白くないことばかりだけど続けてやっていればいつかいいこともあるさ」という大谷が「いいたいことがある」という藤田に唐突に
マイクを渡すと「そうくるとは」と苦笑いしつつ「俺が鴻城高校にいた頃は大谷先輩はレスラーで今日来ている後輩達みたいに、俺も会場で応援していた。そしてプロになって小さい団体からはじめて、7.8.9年...やっと大谷さんと一緒に並べるところまで来た。俺みたいに後に続いてくれる奴がいれば大歓迎だから、待ってるぜ」と先輩のコメントをフォローしつつ熱いマイク。

この辺でやっと会場がわいた。「俺も山口県人だからこういうの恥ずかしいのは分かるけど、でもこの何十秒かはそう言うのを忘れてやろう」と最後は3.2.1.ゼロワンでしめ。

四月の小倉同様、全体の頑張りが会場の反応に結びつかない。選手の身内で固めたものの、下関の地の選手はいなくて、近隣の身内の寄せ集めという客層が全体の熱を生み出すまでは至らなかったか。

でも一生懸命やっていればいいことがあるさという大谷のマイクにのっかってみたいと思います。

私的にもいつかチケットの件に於いてもかみ合う日が来るでしょう(苦笑)

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